簡単にできる!お通夜のようなミーティングから脱却するためのたった一つの方法

モチベーションアップ

このブログは約 5 分で読めます

みなさん、こんにちは。歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの岡本です。

先生の歯科医院でのミーティングは、どのような雰囲気で行われていますか?

活発に意見が出てくる職場であれば、問題はありません。

しかし、多くの歯科医院では、院長先生は淡々と話を進めているものの、スタッフは全員下を向いて、お通夜状態であることがほとんどです。

なにか意見を求めても、誰も何も発することなく、静かに終えていく。

話をする院長も、話を聞くスタッフも、双方苦痛の時間が過ぎるのをただ耐えしのぐのみ。

そんなミーティングになっていないでしょうか?

 

実はこれには、しっかりと理由と対策方法があります。

【理由】

今のスタッフの大半はZ世代と呼ばれる20代が中心となっています。彼女たちの中学・高校時代には、スマホを持っていることが当たり前、という世代です。

この世代は自身の発言に対する反応が、どのようにとらえられるのかを非常に気にしています。

変な発言をすれば、あっという間にたたかれる、陰で自分のいないLINEグループが作られて、「デジタルいじめ」が行われてしまうのです。

そんな背景もあり、人前で発言することに対して、「こいつ、全然わかってないな、と思われたらどうしよう」「バカだと思われたらどうしよう」のような恐怖心から、発言することを拒みます。

しかし、発言したくないだけで、意見がないわけではないのです。では、どのように引き出せばよいのでしょうか?

【ミーティングで意見を引き出す簡単な方法】

それは、グループディスカッションです。例えば、院長先生が、何か発言をして、それに対して、何か意見が欲しいとしますよね。そうしたら、以下の手順で聞き出してみてください。

 

1.3人(もしくは4人)一組を作ってもらいます。

→端から順番にでも良いですし、端から番号(3人なら1・2・3・1・2・3のように割り振っていって、番号ごとの固まってもらう)でも良いです。とにかく、小グループを作ります。

 

2.グループの中で、意見を出し合ってもらうことを伝えた上で、誰から話始めるか、と誰が発表するか、を決めてもらいます。

→話しやす医雰囲気づくりのために、お題を出します。「今日一番早く起きた人から、時計回りで意見を出してください」「誕生日が今日から一番早くくる人に発表をしてもらいます」など。お題は何でも良いですが、背が一番高い、とか低い、のような内容は、本人のコンプレックスがあるかもしれないので、2番目に高い人、のように工夫をしてみる事をおススメします。

 

3.話し合いが終わったら、最初に決めた発表者が発表をします。

この際に出てくる意見は、自分の意見ではなく、「私たちはこういう意見がでました」という、グループの意見なので、発表することに対して、恐れる事はなくなります。

 

4.発表する際には、聞く人達は、発表者を見て、うなずく、終わったら拍手をすることを伝えておきます。

自身の発表が終わった際に、シーンとなっていると、話すのが怖くなります。院長先生だけでなく、全員がしっかりとリアクションを取ることを徹底してください。

 

どうですか?たったこれだけです。これだけで、今まで出てこなかった、スタッフたちの意見が聞けるようになります。

信じるも信じないも、先生次第です。やってみてデメリットは何もありません。

ぜひ試してみてください。

最後に

実践会で開催している院長マネジメント力徹底強化セミナーは、このようなマネジメント上の簡単なコツだけでなく、マネジメントの基礎・基本を学び、実践に落とし込むことのできる2日間のセミナーです。

院長マネジメント力徹底強化セミナー
歯科医院経営地域一番実践会は岩渕龍正が率いる日本最大の歯科医院専門経営コンサルティング会社。コンサルタント19名、常時200医院超のコンサルティング、続々と地域一番医院が誕生。

2024年の申し込みは残り数席となっていますので、早めのお申し込みをおススメします。

投稿者プロフィール

岡本 雅史
岡本 雅史
早稲田大学ラグビー部では13年ぶりの大学日本一に貢献。前職の大手求人広告会社在籍中はチーフとして全社MVPを受賞。
その後、会計保守コンサルタントに転職し、大手企業を担当。
大柄な身体に似合わない高いPCスキルと営業で培った実行力と共感力で成果を出している。
プロフィール紹介

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました