人材紹介会社 活用のポイント

労務・人事評価・採用

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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの平社雄一です。

前回のブログでは、人材紹介会社の活用は今の採用活動においては必須だということをお伝えさせていただきました。

人材紹介は費用が高いという印象がありますが、歯科業界においては他業界より紹介料がまだ安価ということ。
また求職者の傾向として人材紹介会社に登録をする方が増加しているため、各人材紹介会社で母集団形成ができていること。
そして、採用活動の中では手間があまり掛からないこと。

上述の通り、人材紹介会社の活用メリットは複数あります。

採用難の時代ですが、私のクライアントでは採用にはあまり困っていません。
勿論全方位で採用活動をしているからではありますが、その中でも人材紹介会社経由で採用できることが非常に増えています。

その中で今回は、人材紹介会社の活用ポイントを少し掘り下げてお伝えしようと思います。

情報提供が最大のポイント

人材紹介会社をうまく活用するのであれば「情報提供」を如何にするかというのが最大のポイントになります。

誰に情報提供をするのか?

人材紹介会社の担当者です。
一社の中で担当者が複数人いる場合は、必ず社内で共有していただくよう依頼します。

どんな情報を提供するのか?

① 医院情報
医院の理念、治療方針、求める人物像、スタッフ構成(年齢等も)、他

人材紹介会社が求職者に対して勧めやすいポイントをまとめることが重要です。人材紹介会社に登録をすると、担当者が上記をヒアリングしてくれることがありますが、ここは面倒くさがらずに可能な限り詳細をお伝えすることが重要です。

② 採用・不採用にした理由
紹介された求職者を採用したのは、何が良かったからなのか?
不採用にした理由は何だったのか?

紹介を受けた際は毎回必ずここを人材紹介会社の担当者にフィードバックすることが非常に重要です。ここを細かく伝えることで、担当者は医院の傾向を掴むことができ、よりマッチする人材を紹介しやすくなります。
ここも①同様に蔑ろにしがちなのですが、毎回確実に詳細をフィードバックすることをお勧めします。

情報提供することも重要ですが、情報を提供してもらうことも重要です。
特に見学に来たあとの求職者の感想です。見学を通して求職者がどう感じたかを必ず担当者から求職者にヒアリングして頂きそのフィードバックを受けるようにします。

その際、良いことばかりではなく医院の改善点を聞くことも重要です。
挨拶が少なく第一印象が良くなかった、見学時に放置される時間が多かった等の改善点も必ずフィードバックしてもらい、必要に応じて院内に共有し、改善を図る。
この繰り返しです。

まとめ

採用難は今後も続くことが予想され、Dr・DHは勿論ですが、特にDAの採用も難しくなってきています。
人材紹介と情報提供し合うことで、医院が求める人物像に近い求職者の紹介を受け、効率的で成功しやすい採用活動を進めてみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

平社 雄一
平社 雄一
埼玉県出身。大学卒業後はイベントの企画・制作・運営を主に手掛けるベンチャー企業へ入社。会社の規模は小さかったものの案件はかなり大きく、各種国際大会・各種プロスポーツ興行・某夏フェス、他多数の制作に従事。中でもアメリカのコンテンツを日本に輸入し開催するということをメインで担当。3つのイベントを日本で開催し、内1つは国内で10回以上開催。軌道に乗り初め、いざ全国展開していこうとした矢先に会社の倒産。2ヵ月分の給与と立替えていた経費含め約100万円弱が支払われないまま社長は雲隠れ。

そんな中、以前からお声がけ頂いていた東証一部上場会社のイベント部門に入社。前職とは一変、利益を上げるのが至上命令。前職の経験を最大限活かし。1年目から担当した複数案件で粗利益昨年比200%強を記録。定量・定性が評価されリーダーに就任。自身の利益は勿論、各メンバーへのマネジメント及び数値管理を徹底し、4期連続粗利益増(平均昨年比160%増)を記録。

社内とクライアントの両組織が大きくなることに楽しみを感じ、経営というものに強く関心を抱く。丁度そのタイミングで当時在籍していた会社がグループ内統合されることになり、良いタイミングだと感じ転職をすることに。転職をすると決めた当月内に経営戦略研究所を知り、岩渕・先輩コンサルタントの話しを聞き、理念・環境・仕事観に共鳴し即座に転職を決意、入社に至る。

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