来年の計画をいかにこの時期に固めていくか

歯科医院経営ブログ

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皆さん、こんにちは!

 

歯科医院地域一番実践会の中澤です。

今年も早くも11月となりましたね。

 

今回は、岩渕からもメルマガ等でお伝えしていますが

「来年の計画をいかにこの時期に固めていくか」について書いていきたいと思います。

 

来年の計画立てといっても、皆さんの医院では、来年の計画立てはどのように決めていますでしょうか。

 

医院によってここは違ってくると思います。

何を基に判断し、何を決めていますでしょうか。

 

大きく決めていくこととしては、

 

・採用計画

・人材育成

・配置

・医業収入目標

・来年のテーマ目標

 

このあたりとなると思います。

 

少し具体的に記載すると

 

・採用計画

→歯科医院においては女性の職場となります。結婚、妊娠、引っ越しなどのライフイベントで人員体制が変わる場合もあります。または、翌年増築、移転する医院もあるでしょう。

その際に、必要な人員体制は何人なのか、教育期間を合わせるといつまでに採用が必要なのか。

このあたりを明確にしていくことが重要になります。

 

・人材育成

→ここは来年は誰にどのような役割を任せていくのかを明確にしていくかを決めていきます。特に多いのは、採用した際の教育担当の設定となると思います。それだけでなく、次の幹部候補、リーダー候補、プロジェクトリーダー、キャリアステップなどを各スタッフ毎に考えることが大事です。そこから、来年のセミナーをどのスタッフに何を目的として受けてもらうかを具体化されると思います。

 

・医業収入目標

→上記が固まってくると、採用計画から人件費シミュレーションを行い、適切な医業収入目標設定をだしていけると思います。また、正確な医院数字がとれていればリコール率の向上、ドクター、衛生士の成長から目標見込みを立てることができるので医業収入目標をより具体的に設定することができるでしょう。

 

オススメとしては、このあたりの計画立ての際はホワイトボード、または紙、PCが得意な方であればPCでもよいですが各ユニットを紙に書き、誰がどこに現状配置されていて

今後いつごろには、これがどう変化していくのかを書き出してみると良いでしょう。体制図も同じです。より鮮明に具現化して考えることが大切です。

 

ここまでできれば、来年のテーマだしは明確になってくると思います。各トピックス、それに対する達成目標、期日を明確にしていき何をしていくかに焦点を置いて残りの今年の時間を考えていくことができます。

 

また、12月は賞与支給となるので賞与前フィードバックをしている医院さんがあれば、

労いとともに、各スタッフへ上記の内容から期待していることを含めて伝えていけると良いでしょう。連動していくことが大事ですね。

 

今回は、来年の計画をいかにこの時期に固めていくかの重要性と実際に何をしていくと良いのかについての一例を書いてみました。

これらをしっかりと年間計画を立てて、いつまでに今年の振り返りを行い、来年の計画をいつまでに決めてということが仕組み化されている医院は非常に良い組織作りができている、または今後できていく医院だと思います。

 

皆さんの医院の中で、何か参考になるものがあれば幸いです。

 

頑張っていきましょう!

 

 

投稿者プロフィール

中澤 裕太朗
中澤 裕太朗
京都府出身。関西大学卒業後は、飲食業界に入社。飲食店やコンサルティング会社を渡った後、義理の父が歯科医院を経営していることから歯科医院の課題・悩みなど歯科業界のお話を受け奮起。1人でも多くの先生達の支援をしたいと想い、経営戦略研究所の門を叩く。

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