スタッフのモチベーションに対する考え方

モチベーションアップ

このブログは約 5 分で読めます

皆様、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山本峻士です。

本日は、

「スタッフのモチベーションに対する考え方」

というテーマでお伝えしていきたいと思います。

多くの医院さんでスタッフさんと面談すると、

毎日のように、

「仕事のモチベーションが上がらないんですよ・・・」

という事を仰られます。

たしかに仕事をする上で、モチベーションは欠かせないものだと思います。

院長としても、

「出来れば自分の医院では、スタッフさんにもある程度モチベーション高く仕事をしてもらいたいな」

と思われるのは当然の事と思います。

ですが、これ以上に院長が望まれていることは、

「モチベーション低く仕事をしないでほしい」

という事ではないでしょうか。

・朝礼の段階から機嫌が悪そう

・頼みごとをしたら嫌そうにする

・昼休みが終わったらダルそうに診療室に入ってくる

このような態度のスタッフさんがもしもいたとしたら、

院長としても診療に集中できず、ついついイライラしてしまうことと思います。

そうならないためもポイントを3つお伝えさせていただきます。

①「モチベーションで仕事をしない」という考え方を伝える

一種のあり方教育かもしれませんが、私がよくスタッフさんにお伝えするのが、

「モチベーションで仕事をしない」ということです。

モチベーションというのは、どんな人でも上下してしまうのは当然です。

つまり仕事がモチベーションに依存してしまっていると、どうしても下がることがある。

その日のモチベーションに左右されることなく、仕事を行う事が大切である、

という事をスタッフさんにもお伝えすることが何よりも重要かと思われます。

具体的に言えば、【感情<行動】という事です。

通常、モチベーションに左右されていれば、

面倒だな、嫌だなと思ったら、その感情に左右されてしまい、

結果として、行動に移る前のタイムラグが起きてしまいます。

ただ、そのような感情は誰でも起きるものです。

ではどうしたら良いかと言うと、

「どういう感情になっても、即行動に移す」

という事です。すぐに行動に移すことで、それに感情がついてくるので、

やがて、マイナスの感情がなくなっていきます。

②他院のスタッフとの交流

モチベーションが低いスタッフの傾向として、共通するのが「目標がない」という事です。

目標やモデルがいないので、今の自分が何を目指すべきなのか迷っている、という傾向にあります。

その為に効果的なのが、「他院のスタッフとの交流」です。

スタッフさんと医院見学など行っていますか?

その際、モチベーションや仕事観が高いスタッフとコミュニケーションを取ってもらってますか?

まずは近場の医院でいいですから、スタッフさんも交えて医院見学などをして、

他院とのコミュニケーションを取ることで、

同じ職種の同じくらいの年齢のスタッフでも、自分よりモチベーションが高いスタッフと出会うことで、

自分の目標が明確になることに繋がります。

③従業員エンゲージメントを考える

近年では、この「従業員エンゲージメント」という考え方が重視されてきています。

(オススメ文献)

https://core.ac.uk/download/pdf/195800885.pdf

従業員エンゲージメントというのは、簡単にいうと愛社精神のことを言います。

これは福利厚生などの働きやすさを整えることとは少し異なります。

どうしたら、医院に愛着を持ってくれるのか?という事を考え、行動したことはありますでしょうか。

例えば・・・

・院内旅行などのイベントを企画する

・誕生日のお祝いをする

・院内で表彰式などを行う

などなど、スタッフさん達が医院に対して愛着を持つことで、

「この医院の為に頑張ろう」というモチベーションに繋がります。

是非、スタッフのモチベーションに悩んでいる方は、取り組んでみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

山本 峻士
山本 峻士
高校時代に陸上競技のやり投げに出会い、インターハイ、国体に出場。大学では関東学生選手権で6位入賞。新卒で大手製薬会社でMRに従事。
入社2年目に1300人中TOP3に入る。その後、プルデンシャル生命保険に転職。初年度に社長賞に表彰される。
これまで習得した目標達成スキルと信頼関係構築スキルを軸に、成果を出している。
プロフィール紹介

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました