いまやネット予約もLINEもあたりまえ

患者様満足度アップ

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こんにちは。歯科医院地域一番実践会の五島です。

最近、いまだネット予約を導入していない医院がそれなりにあって驚いています。

何らかのこだわりがあってネット予約をやらない、というのならば問題ありません。
しかし、やったほうがよさそうだと理解しているがやり方がわからないとか漠然とした不安があるなどの理由でやっていないのは致命的です。

「紙のアポ帳のほうが慣れているし(早いし)」も論外です。

電話による予約をすべてやめてネット予約に完全移行した医院もあるくらいです(自費率が60%くらいの医院で)。いきなりそういうことはできなくても、来院患者のほぼすべてが高齢者ではない限り、ネット予約をやりましょう。

少しずつ自前でのネット予約(イーパークとかメディカルドックなどではなく)にチャレンジしてほしいと思います。

特に家族、子どもの矯正、女性の患者さんに来てほしい場合は必須です。最近は共働きも当たり前なので、仕事中に歯科医院の予約のために電話をかけるのも難しかったり、1日の育児や家事などが落ち着いた頃には夜9時や10時になっていて電話がつながらない時間帯になっていることも普通にあります。

そういう方たちにはネット予約をやっていないと他院に流れてしまう恐れが大きです。

はじめてネット予約を取り組む際は次のようなスモールステップで始めましょう。

・初診に限る
・パートスタッフなど人が多い時間帯に限る
・夕方や土曜など混む時間帯や曜日はやらない

難しいことは考えず、電話で急患の問い合わせがきたような感じで、まずは対応できる曜日や時間帯から始めればトラブルが起きたとしても影響は減らせます。

なかなか初診を受け付けるほど空き枠がないなあという場合でも、午前、午後の特定の時間にネット予約枠を作って(例えば、午前10時と午後3時とか)、急患対応で対応すればいいでしょう。

ネット予約がすでにできている医院は、次にLINEによる問い合わせにチャレンジしてほしいです。

忙しくて電話ができない以外に、電話が苦手という人も増えています。またLINEはもはやインフラ的な地位を築いているので、問い合わせ手段としてやっておくべきです(公式LINEアカウントは無料で開設できます)。

LINEのよくある誤解で「すぐに返信しなければ」というのがあります。

そんな必要はありません。午前に1回、午後に1回チェックして返信するだけで構いません。心配なら「返信は翌診療日以降になります」と書いておけばいいです。

あと「やりとりするうちに予約が埋まってしまって、すれ違いが起きるのでは」という心配をしている医院もあります。

たしかに、そういうときもあるでしょう。それが心配なら、候補日を3つ伝えればいいですし、あらかじめ案内として「ご予約のお返事をいただいたときにはすでにご希望の日時が埋まっている場合があります。あらかじめご了承ください」などと書いておけばいいのです。

やらない言い訳を考えるのではなく、フットワーク軽く、時代の流れに(ある程度は乗っていきましょう)。

投稿者プロフィール

五島 光
五島 光
元関西の進学塾の先生で中学受験・高校受験生を指導。わかりやすい授業で人気を博す。コンサルティングでは、スタッフ数名から数十名のところまで個性的で幅広い歯科医院とじっくり向き合う。クライアント数は社内一。
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