CADCAMの適応拡大にどう対応する?

自費率とリコール率

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こんにちは!
経営戦略研究所株式会社の山ノ内です。

2024年診療報酬改定は6年1度の医療・介護・障害のトリプル改訂を控え、色んな情報が出てきていますね。弊社コンサルタントの前田からもブログで情報発信させて頂きました。

気になる方はこちら↓↓↓
歯科医療(その3)から、今後のか強診を考える

今年は、国がDXを推進し、変更に時間を要するだろうということもあり、施行時期が6月にズレることが決まっています。

そんな中、
12月1日にスルッとCADCAMの適応が拡大されましたね。松風ブロック PEEK[1]第二大臼歯や第三大臼歯などにも使用が可能というものですね。推測の域を出ませんが、パラのように社会情勢や円安などに大きく影響するような素材でなく、骨太方針で言っている 市場価格に左右されない歯科用材料の導入を推進する[2] が反映されている可能性がありますね。

前歯のCADCAM、CADCAMインレーに続き、ついに第二大臼歯と第三大臼歯まで。これで、質はどうあれ、保険治療で概ね白い補綴ができるようになりました。

徐々に認知が広がってくると思います。ちょっとGoogle先生に聞けば、すぐに色んな情報が出ていますから、患者さんからも言われる日も近いですね。

なので、
医院としては、早め早めに意見を一致させておくことが大事ですね。先生が患者さんに聞かれたら対応できるけど、スタッフは対応できない、ついつい古い情報を伝えてしまうこともあります。そうなると、患者さんとの信頼も失いかねないので、早めに医院としての見解を決めておけるといいですね。

合わせて、
カウンセリングを強化することも必要ですね。自費診療が良いとあっても単純にメリットを説明すれば患者さんに伝わるかというとそうでもありません。

相手に如何に価値を伝えるか

それは話す内容だけでなく、話の流れ、理解しやすくするためのツール、そこまでの信頼関係、色んなものが積み重なって相手に伝わります。そのノウハウを学びたいという方は来年2月からスタートする当社のスーパーTC育成塾を検討頂くのが良いかと思います。

たった3ヶ月で多くのスーパーTCを誕生させています。このセミナーは会場参加だけでなく、オンラインでの受講も可能です。最近では、常勤だけでなく、非常勤の方も参加されるケースが増えました。幅広くご活用ください。

先週から日本全体が急激に冷え込みました。みなさんもお体気をつけてください。

 

参考

[1] 厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001169813.pdf

[2] 厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/001138066.pdf

投稿者プロフィール

山ノ内 友哉
山ノ内 友哉
管理栄養士過程の大学を卒業。男性では少ない管理栄養士の資格を取得し、栄養学と関連の深い大手食品会社系列の製薬品会社に営業職として入社する。
前職の在籍期間は約8年間、700床以上の基幹病院にて医師・コメディカルを巻き込んだ 疾患教室の立ち上げ支援で医療従事者間の信頼関係構築の基礎を習得。その後、東京都内の私立大学病院を担当。そこで、自社製品の「現状」と「あるべき姿」を明確化し、そのギャップを埋める活動を週間単位で落とし、新製品で約95%のシェアを確立する。課題解決の原則を実践し、自らに落とし込む。その評価を受け、最も影響力のある東京大学医学部附属病院を担当。
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