歯科医院の忘年会でやるべきこと

スタッフ教育

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会の井ノ上です。

年末が近づいてきて、歯科医院でも賞与面談の実施や、忘年会の開催など、慌ただしくなっているのではないでしょうか。今年は、私の担当するクライアントでも半数以上は、忘年会を企画しています。

長いコロナ禍で組織の分断が起きやすくなっているので、もちろんコロナの感染拡大の状況によりますが、ぜひ忘年会はチームビルディング(マネジメント)の一貫として積極的に開催してほしいと思っています。

忘年会は、ただ飲んで食べての食事会として終わらせるのではなく、せっかくの機会なので1年間を振り返る機会としても有効に活用していきましょう。

「では、何をやったらいいんですか?」

「そんなお店を抑えるだけで大変なのに、企画をするのは面倒くさいです」

このような声をクライアントの先生からもいただきます。

気持ちは分かりますが、何を目的に忘年会をするのか、改めて考えてみてください。

医院内のスタッフ間の親睦を深めて、友好な人間関係を作り、組織の一体感を高めることにあるはずです。

普段の診療だけでは、組織を強くするのは限界があります。

そんな中で、忘年会という貴重な機会を設けることができるのですから、組織として最大限の効果を出せるイベントにしないと勿体ないのではないでしょうか。

取り組みとしては様々考えられますが、手っ取り早くおすすめなのは、「院内表彰」になります。

今年1番頑張ったスタッフ、1番成長したスタッフ、患者満足度の高かったスタッフ、ベスト接遇賞、ベスト衛生士賞など。スタッフ同士、お互いの頑張りに感謝し、労う機会として、表彰を行います。

表彰する項目は、医院の状況やスタッフ数に合わせて設定していただければと思いますが、多くのスタッフが表彰されるように決めた方が良いです。

特に、来年今後の医院の成長にとってかかせないスタッフのモチベーションを上げ、帰属意識を高める機会になります。また、他のスタッフから見て、〇〇さんの表彰している姿を見て、私も〇〇さんのようにやりがいを持って働きたい、あの人のようになりたいと思ってもられるきっかけになり、医院の活性化につながるのがスタッフ表彰になります。

忘年会としても、間違いなく盛り上がりますし、スタッフの満足度、医院の一体感も高まります。上手く機能すれば、翌年の医院のキックオフに合わせて、重要な位置づけになっていきます。

今からでも遅くありません。ぜひ、院内表彰の企画を考えてみてください。

投稿者プロフィール

井ノ上 貴之
井ノ上 貴之
鹿児島県出身。鹿児島大学を卒業後、大学院に進学、ディープラーニングに関わる研究に従事。修了後、富士通(株)に新卒で入社。
代表の岩渕とは趣味のバスケットボールを通じて親交があり、経営戦略研究所の理念・ビジョンに感銘を受け、入社に至る。

IT業界で培った知識・経験を生かし、医院を地域一番へと導く。

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