組織の成長に合わせたコミュニケーションを

スタッフ教育

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みなさんこんにちは!
経営戦略研究所のコンサルタントの渡邊です。

突然ですが、2022年は
医業収入面でどの程度の成長率を
目指されていますでしょうか。

もし先生の医院が横ばいではなく、
少しでも成長を目指していきたいと
考えられているようでしたら、
今回のブログは参考にして頂けると思います。

組織が大きくなったり、
成長のスピードが早まることで
コミニケーション上の問題が
多発してしまうことがあります

特に大きく成長を実現しようとする場合、
採用、マーケティング強化、設備投資、新しい治療の導入など
変化が大きくなるため、診療の現場は忙しくなっていく一方で、
TOPである院長先生の考えが伝わりきらないということが起きていきます。

そういたしますと患者様は増えていくのですが、
それに対応できる人員が育たずに問題が多発してしまうことが
起きたりしてしまいます。

そうしますと、患者様からのクレームがやまない、
スタッフが定着しないなどの
問題に繋がっていってしまうのです。

他にも組織を大きくするための、
投資を行なっているケースも多く、
思ったよりも医業収入があがらない現状に、
イライラしてしまい、更にマネジメント状態が
悪化していくということもございます。

一度そのような状況になると、
改善していくことは困難を極めます。

そのような時に必要な取組は
どのようなことでしょうか。

医院の成長を目指す際に必要な視点

もちろん、幹部育成や人事評価制度の構築、
マニュアル作成などの重要性は疑いようがございません。

大きく医業収入を伸ばしていく時には
院長先生や幹部の力だけでは、
実現することは難しくスタッフの皆さんの
協力が必要となるからです。

そのことを前提に考えますと、
より多くの人が先生の医院で働くことになったり、
1人1人の成長を求めていくことになるため、
TOPの考えを伝えていくことの重要性は
高まっていきます。

TOPの考えを伝えていく重要性

院長先生は年に何回スタッフの皆さんに
メッセージを送っていますでしょうか?

院長先生から医院のあり方や、
あるべき姿について語っておりますでしょうか。

例えば、毎年起こる状況の変化を踏まえ、
・院長先生が今年はどのようなことにチャレンジ
していきたいと思っているのか
・そのために皆には何を
大切にしてほしいと思っているのか、
・それが成功している状態とは
定性面、定量面ではどのような状態なのか
・また、そうすることでみんなにとっては
どのような良いことがあるのか

このようなことを伝えていくことで
求心力を高めていくことが重要になってきます。

是非、下記の質問に対する答えを考えてみてください。

□今までうちの医院は何を実現してきたのか
□うちの医院が今年何を実現したいのか
□なぜそれをうちの医院でやる必要があるのか
□なぜ今みんなでそれを実現したいのか
□それを実現することでどのような良いことがあるのか
□それぞれの職種に求めたいことは何か
□なぜそれが重要なのか

成長スピードが早い組織の場合は、
1年を4半期や半期に分けて3ヶ月~6ヶ月に1回はこのような
振り返りの場を設けていき確認をしていくことで、
組織の価値観を統一していくことが重要です。

最後に

歯科医院経営においては、
定着による学習効果が非常に重要な
ポイントだと考えております。

先生の医院でスタッフの皆さんが
継続して働き続ける意味を伝えていくことで
定着に繋がり、医院の規模も
大きくなっていくのです。

このような考えが今までなかったという先生は、
是非、経営塾アドバンスコースへご参加頂き、
中長期経営計画を立てて頂くことを
おすすめいたします。

投稿者プロフィール

渡邉 健二
渡邉 健二
早稲田大学卒業後、大手求人広告会社に新卒入社。
8年間の在籍中に2000社を超えるクライアントを担当。採用のノウハウを学ぶ。
社内ではセールスとマネジメントの異なる分野でMVPを受賞。また、育成したメンバーから全社MVPを輩出。人の強みを活かす育成・プロジェクト運営を軸に、成果を出している。
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