歯科医院における第二新卒の採用を狙うために

スタッフ教育

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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の井ノ上です。

5月を迎えて、4月に入社した新人スタッフも徐々に医院に慣れてきているところではないでしょうか。

一方で、今年の新卒採用が上手く行かず、今もなお採用に苦労している医院もあるかと思います。

安心してください!4月入社の新卒を採用できなくても、第二新卒で採用できる可能性は十分にあります。

第二新卒の採用を狙っていく上で、重要な取り組みをお伝えしますので、最後までご覧ください。

第二新卒はいつから?

第二新卒って「いつから、いつまで?」と思う方がいるでしょう。明確な期間や定義はありませんが、一般的には新卒で入社して1~3年で転職する方を示すようです。

歯科医院の場合は、転職のルーティンが短い傾向にあるので、入社して数ヶ月で第二新卒が市場に出回ることが多々あります。

特にGW後は動きがあります。
まさに、このブログを見てる最中に第二新卒は転職を考えている、もしくは、すでに転職を決めているのです。

第二新卒に向けて採用サイトの見直し、求人票の見直しを行っていますか?

「いや、見直すにしても、通常の新卒と何を変えればよいか分からない」と思いますよね。

では、第二新卒に向けてどのような求人票で訴求すれば良いかお伝えします。

第二新卒の退職理由

それには、第二新卒のスタッフがどのような理由で転職をするのか考えてみれば、答えは自ずと出ます。数ヶ月で退職せざる負えない理由があるのです。よっぽどのことです。

・他のスタッフとの人間関係による退職
・教育制度の不整備による退職
・院長との相性による退職
・仕事量の多さによる退職

私の担当している医院でも、特に上から2つが多いように思います。

一緒に働いてみるまで、院内での人間関係はわかりにくいところがあります。いざ、働いてみたら、お局スタッフが幅を利かせており、スタッフへのいびりや厳しさに耐えられず退職。

また、教育体制が整っていない医院では、新人スタッフが放置されて、まったく、指導や研修を受けられず、本人が成長を見込めないと感じて退職。など。

次に働く歯科医院では、「人間関係がしっかりしている」、「教育制度が整っている」「教えてくれる先輩スタッフがいる」と、求める条件が退職時の理由からよりフォーカスされます。

「さすがに次は就職先を失敗したくない、間違えたくない。」と思っているわけです。

その応募者の気持ちを汲み取ることが採用力を高める上で重要になります。

第二新卒を採用するには

なので、第二新卒の採用を狙う上では、1.人間関係の良好さ、2.教育制度の整備を訴求することで、採用の可能性はグッと高まります。

特に実際に新卒スタッフが生き生きと働いている姿、先輩スタッフから指導を受けている姿、など第二新卒が本人自身に置き換えてイメージできる画像や動画を発信していくことが大切になります。

「自分もあの子のように楽しくやりがいを持って働けそう」
「しっかり教えてくれる先輩スタッフがいそうなので安心かな」

と感じてもらえる求人サイトの作り込み、求人票の工夫を行いましょう。

このようなことは文章だけでは、伝わりにくい側面がありますので、インスタグラムやYouTubeなどのSNSを活用して情報発信していくと良いです。

今やSNSの活用は、歯科業界にとっても必須ツールになりつつあります。
ぜひ、第二新卒を採用する手段として、SNSを活用して自医院の採用力を高めてみてはいかがでしょうか。

投稿者プロフィール

井ノ上 貴之
井ノ上 貴之
鹿児島県出身。鹿児島大学を卒業後、大学院に進学、ディープラーニングに関わる研究に従事。修了後、富士通(株)に新卒で入社。
代表の岩渕とは趣味のバスケットボールを通じて親交があり、経営戦略研究所の理念・ビジョンに感銘を受け、入社に至る。

IT業界で培った知識・経験を生かし、医院を地域一番へと導く。

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