これは見過ごしがち!!新患数が減った盲点とは

院外マーケティング

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会の井ノ上です。

新患数は医院の経営数値において、一番重要な数値であることはすでに周知の事実かと思います。新患数が減り始めると、不安や心配な気持ちになります。減り続けると拍車をかけるようにアポの空きも目立ち始めて、保険点数も下がっていきます。

診療も暇になり、手が空いていることに焦りを感じ始めます。スタッフが時間を持て余していることにもイライラしてしまう。イライラすると医院の雰囲気も悪くなり、それが悪い口コミ投稿に繋るなどと、また新患数に影響が出てしまう。

新患減はそんな悪循環の発端になってしまう要因でもあります。

早めに新患数が減っていることを察知して、早めに対策を打って出ることが重要です。

では、みなさんの医院で新患数が減る原因が何なのか把握できているでしょうか?

ここを抑えていないと、戦略的に対策を打つことは難しくなります。

新患数が減る要因

改めて、新患数が減る要因を考えてみましょう。

・近くに新しい歯科医院が開業した
・ホームページの掲載順位が下がった
・Google口コミの評価が下がった
・地域、コミュニティに悪い評判が広がった

これらは一部ですが、新患は大きく「院外マーケティング」と「院内マーケティング」の取組みで分かれます。ホームページやGoogle口コミは、院外マーケティング、家族や知り合いの紹介などは、院内マーケティングになります。

新患が急に減るケースでは、特に院外マーケティングが機能不全に陥っている可能性が高いです。

ホームページの掲載順位が1ページ目から、2ページ目以降に下がっただけでも、新患数は10~30人は違います。Google口コミで★1の低評価を付けられただけでも、同様の影響を受けるでしょう。

Google広告の掲載停止

また、見過ごしがちで盲点なのがGoogleのリスティング広告の掲載停止があります。

「リスティング広告は一度設定して、後は自動的に運用されているから大丈夫」
「業者にすべて任せているから大丈夫」

そう思っている方は危険です。
リスティング広告はふとした時に掲載停止していること多々あります。

広告費用に月10万以上投入している場合は、掲載停止の影響は多大にあり、新患数は大幅に下がる傾向にあります。新患が広告に依存していると医院に致命的なダメージを与えることになります。

私自身も複数のクライアントさんのリスティングの運用をサポートしていますが、いつの間にか掲載が停止していることがあります。

最近の主だった理由としては、広告の非承認があげられます。要はポリシー違反で審査落ちになっている状態です。

広告の審査が厳しく

昨年から、広告の審査が明らかに厳しくなりました。
いままで掲載されていた広告が一気に審査落ちになるケースが続出しています。審査落ちの理由は様々ですが、誇大広告に該当するもの、医療広告ガイドラインに抵触するものなど。原因が明示されていないので、対応が非常に難しく時間と労力がかかるので、掲載自体を諦める場合もあります。

広告の掲載は止まっていても、気づかないことがほとんとです。それによって、新患数が減っているとも分からずに、見当違いの原因と対策に右往左往してしまうのは、時間の無駄になります。

まずは、医院のリスティング広告が掲載されているか、運用が止まっていないか確認することをお勧めします。

投稿者プロフィール

井ノ上 貴之
井ノ上 貴之
鹿児島県出身。鹿児島大学を卒業後、大学院に進学、ディープラーニングに関わる研究に従事。修了後、富士通(株)に新卒で入社。
代表の岩渕とは趣味のバスケットボールを通じて親交があり、経営戦略研究所の理念・ビジョンに感銘を受け、入社に至る。

IT業界で培った知識・経験を生かし、医院を地域一番へと導く。

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