歯科医院経営は70~80点を目指してみよう、って話

成功哲学・成功法則

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実践会ブログを御覧の皆さん、

こんにち(ばん)は。歯科医院地域一番実践会の染谷です。

今日のタイトル、少し言語化するのが難しいのですが、頑張ってみようと思います。

 

おいおい、経営なんかしたことないやんけ?とい言われそうですが、実践会の門をくぐる前に一応二人で会社なるものを経営しておりました。

単月でいうと、多くの歯科医院ではタッチできない売上・利益を上げておりました。

市況、プラットフォーム、飽き、自分の環境などを鑑みて、相方に完全に任せたという感じではあるのですが、経営はしておりました。

いわゆる部下に当たる方については50人ほど抱えていました。

 

その時の話をしてみようと思います。

会社経営をしていたときに割と強めに心がけていたことのひとつに、働く全員の満足度が平均的に70点くらいだったら良いなと思っていたということです。

ここが重要なのですが、従業員・スタッフみんなが100点とか無理ゲーだし、
かといって50点もなんか寂しい。

70点くらいであれば割と満足してくれてそうだし、中期的な(会社と従業員との)関係性も築きやすい気がするんですよね。

 

それよりも大事なのが、その内訳。平均70点の内訳がどうなっているか。

90点のスタッフが3人と30点が1人、みたいなのはやっぱりダメで、
ひとりひとりで見たときの数年単位での平均点が70点、結果的に全員の平均点も70点というのがベストではないかなと思うのです。

採用に関しては短期的になりすぎている院長も多いです。

ワタシも人間なので、コンサルティング先の好き嫌いはもちろんあります。

その中でも、大好きな医院の先生は、めちゃくちゃ衛生士の採用がしたい。
でも全然きてくれない、という状況が続いていました。

そんな中、歯科衛生士かつ技工士の資格を持たれた方から応募がありました。
喉から手が出るほど、採用したい!先方もめちゃくちゃ希望してくれている。

だけど、採用を見送りました。理由は、中期的に見て既存スタッフの満足度が下がる行動が見られたから。

その医院は、歯科助手であっても、幹部クラスは一般的に見ると多くの給与をもらっているのではないでしょうか?

それは、様々なライフステージでもあっても、医院と院長とスタッフで「人間的な」関係ができているから。

個人であれば、特に女性がメインの職場ではライフステージや日々の家族の状況、そして医院は短期的には好不調がある。

中長期でも成長フェーズによって組織のあり方も大きく変わります。

全てが変動していく中で医院と社員や社員同士の関係性も常に変わりゆくものなんだけど、何となく全員がそれぞれ70点くらいになっていたら、ひとまず及第点かなと思います。

もちろん実態としては、長いことやっていれば色んな不測な事態が起き続けるので、常にこのスコアが下方に向かうプレッシャーに晒され続けるわけですが、ずっとそこに抗うこと。そのためには、観察して、率直に話して、善処を試みること。

それしかないなと思う次第です。

 

つい先日、日本で生まれた偉大な起業家がひとり亡くなりました。

稲森さんはアメーバ経営がよく言われてますが、昔読んだ本で「とにかくこれから手がけようと思うことを事細かにイメージすること。イメージして、イメージして、それが色付きで鮮明にイメージできるくらいにしなくてはならない」と書かれていたことを記憶しています。

10月の経営塾アドバンスでは、この話を実際に医院経営で体現された先生がゲスト講師です。

DVDでも見る価値が十分にあると思います。

 

音声で聞きたい方は以下から

投稿者プロフィール

染谷 東希
染谷 東希
慶応大学卒業後、投資コンサルティング会社に入社。2年連続売上No1達成。
工業系専門商社を経て、友人の父親が経営する会社再生のため新規事業に参画。
全く知識・経験がなかったWEBメディアを立ち上げ、開始わずか半年で月2千万円の利益が出る事業へと育てる。その発想力と実行力、マーケティング力で成果を出している。
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