お金も電話もない歯科医院

業務効率化

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皆さん、こんにちは。
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。

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このコロナによって、良かったことはほとんどありません。
しかし、そんな状況の中でも、滅多にないチャンスが「業務効率化」です。

以前であれば、許されなかったようなことが今は当然のこととして許されてきています。

例えば、2年前であれば、自動釣銭機を導入して、お金を入れるのを患者さんにしてもらうように設置したところ

「そんなこともやってくれないのか?」
「なんで、お金を払うのに、自分でお金を入れないのか?」

と言う患者さんがいました。
そういう、昔ながらの、旧態依然とした、時代の変化についてこれない(言い過ぎ?)人というのは一定数、いや、高齢者に多いので、かなりの割合でいます。

しかし、このコロナ状況下において、そこまで言う人は皆無になりました。
このコロナ状況下で、そんなこと言う人は「そんなこと言う、その人がおかしい」という目で見られるようになりました。

コロナのことを考えれば、できるだけお金を使わないほうが望ましいという認識がやっと形成されてきました。
先日、東急ハンズに買い物に行った際も、お金を自分で入れる形態でした。もちろん、私自身は全く不満がありませんし、コンビニでもできるだけセルフレジに並びたいぐらいです。

このような状況下で、業務効率化を追求しているクライアント様がいます。

その医院では院長先生が業務効率化を徹底追及し、今ではアポイントも患者さん自身にアプリ上から取ってもらうようにし、電話も廃止しました。
よくある質問はQ&Aのチャットボットで返答するようにすることで、電話での問い合わせもなく、予約の変更もない。
これによって、ほぼ受付という人を廃止しました。

更に、お金もなくしました。
お金ではなく、アプリ決済にすることで患者さんもお金を持ってこないし、会計を合わせる業務もなくなりました。

更に、治療後の説明ツールも全てメールで送るという徹底ぶり。
患者さん個別の検査結果などもスキャンした上でメール送信。

最大限、効率化を追求すると、受付が廃止でき、お金も電話もない、予約を取る、変更するという業務も失くすことができるんだということが証明されました。
もちろん、都心部の医院だからこそ、できることではありますし院長先生自身が効率化が大好きだからこそ、できることでもあります。

しかし、このコロナによって、嫌なことばかりがあふれ出てる状況だけではもったいないです。
少しでも、できるところは効率化を図った方がいいのではないでしょうか?

歯科医院で今、一番簡単にできる効率化は自動釣銭機を導入し、患者さん自身にお金を入れてもらうことかと思われます。
また、予約確認はこれまで電話やリコールカードで行ってきましたが、これも全てSMSメールやLINEに変更する。

最終的な目標は受付を廃止することを目指して、業務効率化に取り組む1年にしてみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦成功」にも力を入れている。
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