キックオフミーティングは必ず行うべきである

スタッフ教育

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キックオフミーティングは必ず行うべきである
皆さま、明けましておめでとうございます。
歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山本です。
本年一発目のブログのテーマは、
キックオフミーティングは必ず行うべきである
というテーマでお伝えさせていただきます。
皆様の医院では、この新年にキックオフミーティングをされていますでしょうか?
また、どのような内容で行なっているでしょうか?
キックオフミーティングだけに限らず、
毎月のミーティングなどを行なっている医院さんはそこまで多くはないと思われます。
また行なったは良いものの、内容がイマイチ定まっておらず、ミーティングを行なっている成果が現れずにやめてしまった、
という先生もいらっしゃるのではないでしょうか。
もう新年を迎えてしまったから、来年から…
と思わずに、まだ間に合いますので、
キックオフミーティングを是非実施していきましょう!
なぜキックオフミーティングをやった方がいいのか?

①医院経営・人生においての成功の鍵は「第二領域」の実践で決まる

これは、当たり前のように言われておりますが、
なかなかそれを実践するのは難しいのは理解しております。
現に、今回のテーマであるキックオフミーティングというものは、
第二領域の取り組みに当てはまります。
私のクライアントや過去に経営塾に参加された先生方にキックオフミーティングの重要性をお伝えしても、
「年明けは特に急患も多いし、売上が落ち込みやすいから、ミーティングをやる時間がなかなかないんです」
と仰られる事がありました。
たしかに診療をする事は大切です。
ただし、第一領域の取り組みに追われていては、
成長はないですし、永遠に第一領域の取り組みに追われた経営をしなければなりません
実は私自身も昨年末、第二領域の取り組みの重要性を実感したことがありました。
それは、「健康面」です。
健康維持の為に、運動をする、節制をするという取り組みもある意味で言うと、
第二領域の取り組みです。
私は昨年、弊社コンサルタントの中でも、
2番目に多くのコンサルティングを行いました。
とにかく量にこだわろうと決めた1年にしたからです。
歯科経営で言えば、とにかく多くの患者さんを診るということです。
それは結果的には色々な経験ができ、自分自身の課題も見えたので良かったのですが、
第一領域の取り組みばかり優先した結果、
体調を崩し、2週間の入院を余儀なくされました。
私自身、正直年齢的にも、
健康のことはまだそこまで考えなくてもいいよな、
と心の奥では思ってしまい、
運動をする時間などよりも仕事をする時間ばかり優先した結果、
このような事になってしまいました。
第一領域を数多く行うことはとても大切ですが、
それだけでは、自分自身が望む理想の歯科医院には近づくことは難しいのです。
キックオフミーティングに限らず、
診療以外の取り組みこそが医院経営なのです。

②どのような内容のキックオフミーティングをしたらいいのか?

今までミーティングなどもしたことがない場合、
なかなか年始のキックオフミーティングの内容を定めることは難しいことと思います。
ただ、どこの企業、組織でも年始にキックオフミーティングを行うことはある意味では当たり前なのです。
ですから、これからお伝えする内容を参考にしていただき、是非実施していきましょう。
1.医院の数値目標を決める
2.具体的行動目標を決める
3.担当者を決める
4.スタッフ個人個人の2020年の目標を発表してもらう
大きく分けるとこの4つに分かれると思います。
もちろん、医院の状況やレベルにあわせた内容に変更していただいて宜しいかと思いますが、
出来ればこの4つを実践できることが理想的です。
以前のブログでも、医院の目標数値を定めることの重要性はお伝え致しましたが、
単に数値目標を伝えただけでは、スタッフは十分に理解出来ません。
よく、数値目標を伝え、その目標を未達成の場合に、
スタッフのやる気がないなどいう方が稀にいますが、
それははっきり言ってこちらの指示の出し方などに課題があるのです。
例えば…
今年は年間12,000万円、月間1,000万円を目標にする
その中でも自費金額を月間300万円を目安とする
昨年の平均が200万円なので、
あと100万円をアップしなければならない
昨年の取り組みの課題としては、
院長である私の全顎コンサルの回数を月1回も実施できていなかったので、
月3回の実施を目標とすること、
そして、やはり自分1人だけでは限界があるので、
TCを育成することが課題です。
その為に、今年は○○さんにTCセミナーに参加してもらう事になりました。
ただ、○○さんだけでなく、医院一体で取り組まなければ、
カウンセリングを強化することは難しいので、
○○さんにはTCセミナーの内容を共有していただきながら、
△△さんにサポートしてもらい、
2人中心にカウンセリング強化をテーマにして、
1年間取り組んでほしいと思っています。
このように説明すると、
スタッフさんへの意味づけだけでなく、
誰が担当として実施していくのか、
と言うことが明確になります。
もちろん、事前にこの2人には個別面談などで相談することを忘れないでください。
そして、理想を言えば、
医院目標だけでなく、スタッフさんにも1年間の個人目標を設定し、発表してもらいましょう。
私のクライアントでは、
スライドを個人で作成している医院もありますが、
それはかなりレベルの高い取り組みですので、
まずは1人1分でも良いので、
仕事の目標とプライベートの目標を3つずつ考えてもらい、
発表してもらうなどでも十分かと思われます。
是非、皆様にとってもこの2020年が飛躍の年になることを、
心から願っております!

投稿者プロフィール

山本 峻士
山本 峻士
高校時代に陸上競技のやり投げに出会い、インターハイ、国体に出場。大学では関東学生選手権で6位入賞。新卒で大手製薬会社でMRに従事。
入社2年目に1300人中TOP3に入る。その後、プルデンシャル生命保険に転職。初年度に社長賞に表彰される。
これまで習得した目標達成スキルと信頼関係構築スキルを軸に、成果を出している。
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