自費成約率アップのため、絶対に説明したい●●!

自費率とリコール率

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの今泉です。

先日クライアントの先生より、「うちではTCがおりカウンセリングをしており、見せる資料や渡す資料も整備している。その上で更に自費収入を上げたいんだけど、どうしたらいいでしょうか」というご相談をいただきました。

 

皆さまは自費成約についてお悩みはないでしょうか?
しっかり自費成約率を上げるための取り組みはできておりますでしょうか?

また、TCさんがいてカウンセリングしており、見せる資料、渡す資料も一通り揃えている、そういったクライアント様も多くいらっしゃいます。

 

その上で更にどう自費成約率を上げていけばよいか。

 

今回はそんな自費成約について、私のクライアントで更に上げられた事例がありますのでお伝えさせていただきます!

 

自費収入を上げるために説明したい●●

 

さて、TCがカウンセリングをしており、患者様へ見せる資料、渡す資料も一通り揃えている医院様で更に自費収入を上げていきたいとのことでした。

私のクライアント様で同様の医院様があり、現状のカウンセリングにプラス●●の説明をすることで自費成約率が150%アップしましたのでその事例をお伝えいたします。

 

何の説明をしたかというと、、、『医療費控除』です。

 

 

皆さまは医療費控除はご存知でしょうか?

 

医療費控除とは、自分や生計を一つにする家族が支払った医療費の一部を、一定の要件のもとで所得税から差し引くことができる制度のことです。

歯科治療においては、保険診療はもちろん、インプラントや矯正治療などの自費治療も対象となる場合があります。

 

結論から言うと、この医療費控除をTCさんが患者様にしっかりと説明をすることで、成約率を150%アップさせることができたのです。

 

皆さまも医療費控除の存在は知っているがHPに載せている程度で細かい内容は理解できていない、また患者様に軽く説明はするけどそこまでしっかり案内はできていない、そんな医院様も多いのではないでしょうか?

 

医療費控除は多くの患者様が対象になり、料金負担を減らすことができる制度ですので、これを患者様に説明しない手はありません。
先ずは医療費控除について理解するようにしていきましょう。

医療費控除を説明する際のポイント

医療費控除の詳細については、個別に調べていただければと思うのですが、歯科での案内として押さえておきたいポイントとしては、、

 

・納税者本人や、生計を一つにする配偶者など親族の医療費について、1年間(1月1日~12月31日)に支払った金額が合計10万円を超えた場合に適用され、申告で認められた金額に応じて所得税が軽減または還付される。
※ 申告額の限度は200万円

 

・医療費控除を受けるためには、税務署提出かe-Taxにて医療費控除に関する事項を記載した確定申告書と、医療費の支出を証明する領収書などの添付・提示が必要。
また、給与所得がある方は源泉徴収票(原本)も必要。

 

・歯科治療費では、「健康維持」を目的とする支出が控除対象。
例えば、金やセラミックなどを用いた一般的な歯科治療や、お子さんの不正咬合を改善するための矯正治療などが該当。
※ホワイトニングや歯ブラシ剤、審美治療などは対象外

 

・医療費控除額の計算方法
「その年に払った医療費」 ー 「保険金などで補填する金額」 = 「控除医療費」

「控除医療費」 ー 「10万円または所得金額の5%(どちらか少ない額)」 = 「医療費控除額(最大200万円)」

 

の4つになります。
私のクライアント様では細かい部分は資料にして患者様へお渡ししています。

自費成約率を上げるため特にポイントとなるのが、

 

『TCさんが患者様お一人お一人と軽減される税額の概算をシュミレーションすること』

です!

 

患者様お一人お一人に、ざっくりとした総所得金額と、(保険金などで補填されるお金がない場合)1年間で支払った医療費の総額をお伺いします。
その上で軽減される税額の早見表を作成しておき、どれ位控除されるかをお伝えしています。

もちろんあくまで概算なので、必ず控除されます、とはお伝えしません。

 

お伝えする内容としては、

 

例えば年収が500万円で、今回小児矯正で50万円の医療費がかかるケースの場合ですと、

・医療費控除額は50万円ー10万円で40万円

 

所得税と住民税はあわせて年間30%徴収されるため、確定申告を行えば今回の場合、

・40万円×30%=12万円分の税金が免除

 

となり、医療費控除されたことで結果的に実際かかった金額は

50万円ー12万円の38万円となる、ということをご説明します。

 

どうでしょうか。

50万円の小児矯正が12万円引かれて38万円で受けれるとなったら、成約率が上がりそうではないですか。

 

TCさんが補綴の説明をするだけではもったいないです!

 

自費成約率を上げるためにも、医療費控除の早見表はインターネットに参考になるものがありますので、それを元に医院独自の説明資料を作成し、カウンセリング時に患者様へ説明するようにしていきましょう!

最後に

今回は「自費成約率を上げるために説明したいポイント」をテーマにお伝えしました。

自費成約率を上げるためには、

 

・皆が医療費控除の理解をする
・医療費控除の早見表などの資料を作成する
・カウンセリング時にTCさんが患者様と軽減される税額のシュミレーションをする

 

上記3点がポイントになります。

ぜひ実践してみてください!

 

また、

・そもそもTCを育てたい

・自費収入だけでなく、保険収入も上げたい

・人事評価制度を導入したい

 

などなど医院経営にお困りの際にはぜひ一度、弊社の無料経営相談をお受けください。

どのようなお悩みにも無料でお受けいたします!

 

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今回の内容を参考にして頂き、自費成約率アップの実践、頑張っていきましょう!

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