【意外に知らない!】開業6ヶ月までにやっておくべき5つのこととは?

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こんんちは!歯科医院地域一番実践会地域一番ディレクターの乙川です。

 私は既存医院のコンサルティングを行いながら、新規医院のコンサルティングを行っています。

 

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新規開業を控えている、もしくは考えている先生方から「開業半年前位には何をやったら良いですか?」ということを質問いただくことが多いです。

そのため、今回は開業6ヶ月前までにやっておくべき5つのこととは?というテーマでお伝えさせていただきます。

 

1番目:ホームページを立ち上げる

別の動画でもお伝えさせていただきましたが、ホームページのドメイン(URL:http~www~)が古ければ古いほど、SEOの順位が上がりやすい傾向にありますので、ホームページの開設自体は早ければ早いほど良いです。そのようにお伝えすると「まだ医院の方針や治療内容が決まっているわけではないのでホームページを作成するのは難しいのではないか?」と疑問を持たれる先生もいらっしゃると思いますが、ホームページは最初から全てのページを完璧に作成する必要はありません。最初からすべてのページを作成するのは、なかなかイメージが湧かないと思いますので、ホームページのドメインを開設後に、最初に作成していただきたいページについては、

・院長先生の自己紹介:なぜこの場所で開業したのかも記載できると良い

・スタッフ採用ページ:募集要項が決まり次第UPする

・SNS掲載     :インスタグラム、ツイッターなどの画面表示

上記のように、まずはTOP1ページのみの作成でも良いので、ホームページを立ち上げるようにしましょう。

 

2番目:内覧会業者選定

最近では、新規開業される先生方が内覧会を実施するケースが多くなってきました。

内覧会は新規開業時に一度しかないチャンスを有効活用できるのにもってこいのイベントです。(※こちらの記事もご覧ください。https://www.consuldent.jp/blog/13957/)

また内覧会を開催するメリットについては下記をご覧いただけたらと思います。

 

[内覧会開催メリット]

・新たな歯科医院が出来たことを地域にアピールできる

・新しい院内を見ていただくことができる

・開業前から開業後の予約を獲得できる

・地域の方々と触れ合うことで患者層のマーケティングになる

・スタッフにとって患者様とコミュニケーションを取る練習になる

 

このような新規開業のロケットスタートを切るために必要不可欠な存在である内覧会を効果的に活かすためにも早い時期から準備を行うことが大切です。なぜ開業6ヶ月前に内覧会業者の選定を行う必要があるのか?まさに開業時期に関係があるのです。

 

まず一般的に新規開業の先生方が開業を好む時期は、3月~11月の9ヶ月間です。理由として12月~2月は寒い時期ということもあり、新患獲得にあまり向いていません。

 

次に開業日ですが、保険点数算定の関係で、多くの先生方が月始めの1日スタートを好まれます。一般的に内覧会は開業日に一番近い週末かその前の週末3日間(金、土、日)に開催されるケースが多いです。

 

そうすると、内覧会が最も効果的な日程は下記になります。

 

9ヶ月間 ✕ 2日程(開業前週、開業前々週) = 18日程

 

いかがでしょうか?内覧会が効果的に活用できる日程は1年間で18日程しかないのです。

 

新たな歯科医院の開設は毎年1000軒以上と言われていますが、人気がある内覧会業者はすぐに予約が入ってしまうことが予想されます。実際に、開業日が決まった1年以上も前に内覧会の予約を抑える先生もいらっしゃるので、かなり狭き門になるのです。

 

また、先述のブログ記事にも記載しておりますが、内覧会業者を選ぶポイントは下記です。

・自院の求める方向性に合う内覧会業者を選ぶ

・内覧会業者によって特色が異なるので、どういう強みを持っているのか確認する

・複数社ヒアリングを行ってから日程を抑える

医院の方向性に合わない内覧会業者を選んでしまうと、「来院者に伝えたいことが違った」というような求めていない結果になってしまいますので、注意していきましょう。

 

3番目:ツール設計

みなさんはVAKモデルという考え方をご存知でしょうか?

VAKモデルとは、人が何かを決断する時に、人によって下記の3点のどれかを活用しているという考え方です。

・VISUAL    :視覚 

・AUDITORY      :聴覚

・KINESTHETIC :触覚 

現在は、サブスクリプションの動画サービスやSNSの流行からVISUALで判断する人が増えてきています。そのため、歯科医院でもVISUALを重点的に活用した説明ツールの設計が必要になります。ツールについては、院長先生の行っていきたい治療内容によって大きく変わってきますので、オリジナルツールを作成することがおすすめです。Google検索で「歯科医院+説明ツール」と検索することで様々な物が出てきますので、参考にしながら作成いただくのも良いと思います。また、説明ツールに医院ロゴを入れることでオリジナル感が出るのでおすすめです。

 

4番目:スケジュール決定

新規開業でロケットスタートを切るには、事前準備を徹底する必要があります。

「なかなかスケジュールを立てるのが得意ではない」という先生方もいらっしゃると思いますが、開業に向けてのスケジュールを立てることのメリットを下記させていただきます。

・スケジュールを決めることでやることが明確になる

・やることを可視化することで実施漏れをなくすことができる

・進捗状況がひと目で分かる

・院長先生以外にも共有しておくことでダブルorトリプルチェックになる

・開業前になってもテンパらない

新規開業で成功されている先生程、このスケジュール管理を徹底しています。

下記のようなWBS(Work Breakdown Structure ※作業工程表)を作成することで、

スムーズにやるべきことを把握することができるのでおすすめです。

もう一点スケジュール管理において注意すべき点としては、

開業に関わっている業者は、締め切り直前まで指示待ちしていることが多いので、

先生から「これはどうなっていますか?」「~はいつまでに行ったら良いですか?」

というように確認をすることが重要です。

開業は自ら積極的に、自発的に動いていくことがポイントになりますので頑張っていきましょう!

 

5番目:院内オペレーション

新たなスタッフを採用して、開業1ヶ月前の研修がスタートした後には、開業後に先生が行っていきたい全ての治療内容の流れ+使用する治療器具についてスタッフさんに教えていく必要があります。開業直前になると様々な業務で、このようなマニュアルやカリキュラムを作成することは難しいので、半年前の今が最も時間を確保できる状態です。そのため研修期間をスムーズに実施するためにも、今から作成を始めることをおすすめします。

院内オペレーション確立のために必要なポイントは下記です。

・開業後に行う全ての治療内容を書き出す

・上記の治療に必要な治療器具(DR用)を書き出す

・治療の流れ(および順番)を書き出す

・これらに合わせて、アシストや治療準備のポイントも記載できると良い

 

いかがでしたでしょうか?

開業成功するための準備は、半年前から具体的に実施するポイントがありますので、これから開業を控えていらっしゃる先生は是非実施してみてください。

 

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