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みなさん、こんにちは。歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの岡本です。
日々、多くの院長先生とお話ししていると、ふと感じることがあります。それは、
「先生、それちょっと……いや、かなり騙されてませんか?」ということ。
院長先生たちは高学歴で、国家試験という難関を突破した秀才なのに、なぜか業者さんの甘い言葉にコロッと乗せられてしまう。今回は、そんな「歯科医院長は騙されやすい説」という、ちょっと耳の痛いお話をしようと思います。
「掲載しませんか?」の裏にある落とし穴
例えば、一番多いのが歯科衛生士の求人サイトの営業です。
「今ならキャンペーン中で、月額〇万円で掲載できます。他院さんもこれで採用できてますよ」なんて言われると、深刻な人手不足に悩む先生なら「それなら一度試してみようか」とハンコを押してしまう。
試しに、ご自身の医院がある地域名を入れて「〇〇市 歯科衛生士 求人」と検索してみてください。その営業マンが持ってきたサイト、検索結果の1ページ目に出てきますか?
もし3ページ目、4ページ目を見ないと出てこないようなサイトなら、そこに何十万払っても、衛生士さんの目に触れることはほとんどないでしょう。

なぜ先生たちは「検証」を忘れてしまうのか
臨床現場ではエビデンスに基づいた治療を行い、術後の経過もしっかり診る先生たちが、経営の話になると急に「エビデンス(データ)」を無視して「感情」や「期待」で動いてしまう。
その理由はシンプルで、「孤独」で「忙しい」から。
チェアサイドに立てば、次から次へと患者さんが来る。経営の数値や、ネット広告の仕組みを勉強する暇なんてない。そこへ、救世主のような顔をして「これさえやれば解決しますよ」と営業が来る。
「忙しい自分に代わって、誰かが何とかしてくれるなら……」
この心理的スキマが、業者にとっては絶好のターゲットなんです。
業者さんとコンサルの決定的な違い
よく「業者とコンサルって何が違うの?」と聞かれますが、私はこう答えます。
業者さんはたとえその広告が先生の医院に不適合だと分かっていても、「売らないとノルマが達成できない」から売ります。

実際に私も求人広告の営業をしていた頃は、この会社の求人ターゲットならリ●ナビNEXTが最適だけど、自分で扱える媒体じゃないと実績にならないからタウンワー●を提案する……といった事が日常茶飯事でした。
他にも、新患の受け入れ枠がなく、問い合わせの半分以上をお断りしている状況なのに、お金をかけてマーケティングを強化していっても、お断りする患者さんが増えていくだけですよね。初診が増えるこんなサービスがありますよ!と言われて飛びつく前に、「初診を受け入れできる体制づくり」に目を向けないといけないわけです。
最後に
先生やスタッフが、1本のCR、1人のメンテで積み上げた大事な利益を、よくわからないサービスや、使いこなしきれない高額な機材のリース代に消してほしくない。
もし、今検討している案件があって、「これってどうなの?」と少しでも不安に思ったら、まずは立ち止まってください。私のような第三者に「ちょっと見てよ」と声をかけるだけでも、無駄な出費は防げるはずです。
歯科経営の本音、お聞かせください
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