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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の中澤です。
近年、AI活用が加速しています。
SNSやメディアにも多くのAIツールの活用の広告を
目にする機会が増えました。
歯科業界でも弊社の経営塾などの実践事例でも
昨年から特に増えてきた印象です。
予約管理、マーケティング、分析ツールなど、さまざまな領域でAI導入が進んでいますが、
今回お話ししたいのは「文字起こしAIツール」の活用についてです。
多くの方がAIというと、
「業務を早くする」「自動化する」「人の手間を減らす」といった“効率化”の側面を思い浮かべるかもしれません。
しかし、今現場で実際に活用が進んでいるのは、
診療で“話した内容を残し、生かす”ためのAI活用**
です。

■ カウンセリングを「資産」に変える
例えば初診カウンセリングや治療計画。
これまでは、
・メモを取りながら説明
・後から記憶を頼りにカルテへ記載
・説明資料は手書きで転記
といった流れが一般的でした。
しかし現在は、
会話を録音 → AIで文字起こし → テンプレートへ自動反映
という運用が進んでいます。
あらかじめ医院オリジナルのテンプレートを設定しておくことで、
・主訴
・患者さんの不安点
・希望するゴール
・治療オプション説明内容
・費用説明のポイント
などが、ほぼそのまま資料として整形されます。
これにより、カウンセリングの質が“個人依存”ではなく、“仕組み”に変わっていきます。
結果として、
・説明の抜け漏れが減る
・営業(提案)の質が安定する
・患者満足度が向上する
という実践事例が増えています。
■ TC・カウンセラーの武器になるAI
私が特に活用を推奨しているのが、
TC(トリートメントコーディネーター)やカウンセラーの現場です。
例えば矯正の無料相談。
患者さんはその場で即決するケースばかりではありません。
多くは「一度持ち帰って検討します」となります。
ここでAIが力を発揮します。
相談内容を録音し、
・何に悩んでいたか
・どんな不安を持っていたか
・どのシミュレーション結果を見せたか
・どの治療方針を提案したか
を文字起こしデータとして整理します。
そして、それをAIツールに入れ文章化し、
患者さんの気持ちに寄り添った内容にかえて
患者さんへ送付するのです。
すると患者さん側は、
「ここまで親身に対応してくれるのか」
「自分の話をきちんと覚えてくれている」
「本気で考えてくれている」
という感情を持ちます。
この“感情の積み重ね”が、結果的に成約につながります。
これは単なる営業テクニックではなく、
患者さんとの信頼関係づくりです。
またそれが他医院との差別化になります。
■ 小児矯正・家族説明にも有効
特に小児矯正では、説明が多岐にわたります。
・成長発育の話
・装置の種類
・通院頻度
・費用と期間
・将来予測
親御さんが一度で全て理解するのは難しいものです。
だからこそ、
「説明を後から見返せる状態にする」
ことが重要になります。
文字起こしAIを使えば、
説明内容をまとめた資料を後日送付することも可能です。

■ クレーム対応・新人教育に使える
クレーム対応は医院にとって避けて通れない課題です。
しかし多くの医院では、
“経験値”としてしか共有されません。
もし、
・どんな言葉で対応したか
・どのタイミングで謝罪したか
・どの説明が納得につながったか
を記録しておけば、
それは最高の教育教材になります。
新人スタッフがデビューする際も、
「こういうケースでは、こう会話する」
という実例を学べます。
これはマニュアルよりも強力です。
■ コンサルタント教育にも応用
私たちコンサルタントの教育でも、
すでに文字起こしAIを活用しています。
・面談の進め方
・ヒアリングの深さ
・提案の組み立て方
・院長先生への伝え方
これらを可視化することで、
成長スピードが上がっていくと考えています。
ここで強調したいのは、
AIは人を代替するものではないということです。
むしろ、
> 人の想い・会話・価値を“増幅するツール”
です。
人が丁寧に向き合った会話を、
AIが資産として残してくれる。
これこそが、
歯科医院におけるAI活用の本質だとも考えます。
文字起こしAIは、
その第一歩として非常に導入しやすいツールです。
小さな一歩が、
大きな経営資産につながります。
今後も実践事例が増えてきたら、
また皆さんに共有していきたいと思います。
頑張っていきましょう!









