幸せな経営とは

成功哲学・成功法則

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会のコンサルタント、山下です。

私は歯科医院地域一番実践会に入社し、9年目を迎えます。

その間、チェア3台の小規模医院から30台規模の大型医院まで、
医業収入で言えば1億円未満から10億円規模まで、
本当にさまざまな歯科医院の院長先生をサポートさせていただきました。

・医業収入が高い
・利益率が高い
・チェア単価が高い

・自費率50%以上
・新規患者が毎月100名以上

数字だけを見れば、「誰もが羨む成功医院」です。
外から見れば順風満帆、何の不安もなく経営を楽しんでいるように見える先生方。

しかし、実際に院長室で一対一で話をすると、
多くの院長先生が口を揃えて、こう言われます。

正直、しんどいです
このままでいいのか分からなくなる時があります
誰にも弱音を吐けないのが一番つらいですね

経営者は、孤独だと感じるシーンです。
どれだけスタッフに囲まれていても、
どれだけ患者さんが来ていても、
最終的な決断を下すのは、常に院長先生、お一人です。

スタッフさんは率直に意見を言ってくる。
時には厳しい言葉も飛んできます。
患者さんからのクレームも、最終的には院長が受け止めるしかありません。

成功しているはずなのに、なぜか心が満たされない
そんな葛藤を抱えながら経営を続けている先生は、実は少なくありません。

それでも「幸せそうな院長先生」がいます

一方で、同じような数字を出しながら、
いや、むしろ数字以上に「表情が穏やかで、幸せそうだな」と感じる院長先生がいます。

不思議なことに、そうした先生方には、ある共通点があります。

それは、

「これでいい」と、自分で決めていること
「何にお金と時間を使うか」を、明確に決めていること

です。

もっと売上を伸ばそうと思えば、伸ばせる。
もっと拡大しようと思えば、できる。
でも、その先生はこう言います。

「ここまででいいんです」
「自分は、この規模、この働き方が一番幸せなんです」

「足るを知る」という言葉がありますが、まさにそれを体現されている先生たちです。

言葉にすると簡単ですが、実践できている人は多くありません。

周りと比べない。
他院の数字に振り回されない。
SNSのキラキラした情報に、心を持っていかれない。

自分にとっての“ちょうどいい経営”を、自分で決めている。

 

それが、幸せそうな院長先生の共通点だと、私は感じています。

年末年始は「立ち止まって考える時間」

年末年始は、少し時間が取れる時期だと思います。
診療の合間ではなく、誰かに急かされることもなく、
一人で静かに考えられる、貴重な時間です。

ぜひ、この機会に自分に問いかけてみてください。

・自分の人生で、本当に大切にしたいものは何か
・誰のために、何のために、医院を経営しているのか
・そのために、今の経営は「時間」を使えているか

売上のための経営
拡大のための経営
評価されるための経営

それらが悪いわけではありません。

ただ、それが「自分の人生を幸せにしているか」は、別の話です。

経営は、人生の手段であり、人生そのものではないように思います。

 

幸せな経営を体現している院長先生

ちなみに、私のクライアントである
おおた歯科こども歯科の太田先生は、
まさに先ほどお伝えしたことを体現されている院長先生です。

ご自身の使命を理解し、
何に時間とお金を使うかを明確にし、
「これでいい」と決めて経営をされている。

だからこそ、私は心から
「太田先生は幸せそうだな」と感じます。

 

もちろん、多少の問題が起きることもあります。

それでもそんな時はスタッフのみんなが問題と向き合ってくれます。

まさにスタッフ自走型の歯科医院だと感じる一瞬です。

 

そんな太田先生が、
経営塾ベーシック 第1回のゲスト講師として登壇されます。

私自身、事前に講演内容を聞かせていただきましたが、
正直に言って、
この話を聞ける院長先生は幸せだと思います。

テクニック論やノウハウだけの話ではありません。

「自分は、どんな経営者でありたいのか」
「どんな人生を歩みたいのか」

それを考えるきっかけとなる講演です。

年末年始の“一歩先”の選択として

このブログを、
年末年始にふと読んでくださった院長先生が、
少しでもご自身の人生と経営を考えるきっかけになれば嬉しいです。

もし、
「一人で考えるのは難しい」
「誰かと一緒に整理したい」
そう感じられたなら、ぜひ経営塾ベーシックをご検討ください。

▼経営塾ベーシック お申し込みはこちら
https://www.consuldent.jp/jissen/basic2026.html

幸せな経営は、
売上の先にあるのではなく、
“自分で決めた選択”の積み重ねの先にあります。

年末年始が、
先生にとってその一歩となる時間になりますように。

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