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親の医院に月の半分ぐらい入って、一緒に診療しています。しかし、レセプト枚数の割りに保険点数が上がらない

相談内容

私は現在、32歳の女性歯科医師です。
親の医院の継承を考えています。

今後、継承するべく、現在は親の医院に月の半分ぐらい入って、一緒に診療しています。しかし、レセプト枚数の割りに保険点数が上がらないんです。

これまで、経営塾に参加して学んだことなどをしっかり実践していくことで、レセプトは700枚を超えるようになったが、それでも保険点数は58万から65万点です(自費は毎月50万円前後です)。

昔から患者様の負担金を気にして、算定できるものもしていませんでした。

「算定できるものは算定したほうがいい」と親に言うと「金の亡者か!?」と言われてしまいます。

また、娘という立場で、まだまだ技術的にも未熟なので、「まだ、技術的に大したことないのに、何を言っている」と言われてしまいます。

母親には自分の子供の面倒を見てもらっている手前、あまり言えません。
あまり親に言われると自分も算定できるものをすることに対して罪悪感を感じてしまいます。

保険点数の取り方に関する考え方をスタッフも含めて見直したいです。
タービンなども全て滅菌も始めて経費は上がっているので改革はしたいのですが、今までの30年間の「安い」という方針があるので、父をはじめ算定しづらいです。

どうしたらいいでしょうか?

岩渕の回答

当たり前ですが、保険の制度上は「安い」ということを売りにするのは認められません。ですから、本来であればやるべきことをやっていれば、保険は算定しなければなりません。

それを算定しないのはいけないことだという認識を院内に浸透させることは必要かと思います。

この場合、診療している内容について、必要最低限しか算定しておらず、やっている内容で算定してないものはないという前提でお話を進めます。

結論から申し上げると、お父様が院長である限り、娘という立場で何を言っても、変わらないと思います。

ですので、父親の考え方、やり方を否定しないほうがいいというのが結論です。
無理矢理、医業収入を上げようと父親の考え方、やり方を否定して保険点数をしっかり取るようになって医業収入が上がったとしても、父親・母親との関係性は著しく、悪くなると思います。

ですので、目先の医業収入を追って、一生、続く親子関係が悪化するぐらいであれば、何も言わないのが一番だと思います。

それよりも、重視するべきは継承の計画だと思います。
多くの場合、継承には計画がないのです。

なんとなく、一緒に診療して、なんとなく継承する。
これでは、一緒にやっている子供としてはいつ、自分が院長になるのかという不安と不満が貯まりやすくなります。

ですから、3年後でも、5年後でもいいので、自分がいつ、医院を継承することになるのかという計画を最初に親子間でしっかり練ることが大事ですね。

それと、親として、子供に継承させるためには「このレベルまでいかないとダメだ」というものがあれば、それを明確にしてもらうこともしたほうがいいですね。

それが決まったら、後はそれに向けて力をつけることが大事です。
治療技術、経営者としての力をしっかりつけて、継承に備えていきましょう。

自分が院長になってから保険点数の算定などは好きなようにされることをオススメします。

継承するまでは、親を変えようとするのではなく、親の治療に文句をつけるのではなく、感謝だけ伝えていった方がいいかと思います。

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