意外と知らない根本的EPARK問題と対策

院外マーケティング

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皆さん、こんにちは。歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスターの岩渕龍正です。

今回はですね、以前に配信した動画の続きといたしまして、意外と知らない根本的EPARK問題と対策についてお話をしていきたいと思います。

以前に、歯科医院地域一番実践会のYouTubeチャンネルでEPARKの新たな問題と対策についてお話をさせていただきした。

 

どういう内容だったかと言いますと、こちらの

 

24個の歯科関連ポータルサイト集から勝手にEPARKがリンクを貼っている。さらに、その24サイトに予約専用番号いうことでEPARKの電話番号を記載していて、そちらに対して電話かかるように、EPARKに電話かるようにしていて、更にリンクを張ってるというような話をいたしました。

 

で、そのリンクが張られてることによる根本的な問題というのはその歯科関連の、しかも有力な歯科関連ポータルサイト集から医院のホームページではなくて、EPARKにリンクが貼られることによって、検索順位が下がってしまいますよという問題を提起させていただきました。

 

それによって、非常に多くの方に視聴していただきまして、EPARKにも非常に歯科関連ポータルサイト集からEPARKへのリンクの削除申請たくさんしていただいたようです。

 

その前回の動画の中で、こういうお話をさせていただきました。この歯科関連ポータルサイト集24サイトからのリンクというのは勝手にEPARKが貼ってるという話をしましたけども、勝手にしているわけではなくて契約書の中に

このような条項があって、契約されている方にチェックをちゃんと入れてもらって、つまり同意してもらって、やってるので、まったくもって法律に違反してるわけじゃないということだったわけです。

 

ただ、そうは言っても、ちゃんと削除依頼をすれば、削除されるということです。

前回の動画の中で、私がこの条項について破棄もしくは同意しないと伝えることをぜひ、してみてくださいと話をしたんですけども、EPARKから返答があり、「それできない」ということでした。

 

「そんなことないだろう」と思って弊社の顧問弁護士に確認しました。

そうしたところ、1つの条項であっても、ちゃんと契約時に説明をして同意を得てチェックを入れてある条項に関しては途中から契約後に破棄することはできないとのことでした。今回のこの条項に関しては破棄ができないということなので、かなり難しいと思いますが、今後もEPARKがこのような形で勝手にリンクを貼っていた場合にはそれを見つけて、わざわざ「ここにリンクが貼られてるから、それを削除してくれ」ということをあえて、言わなきゃいけないということです。

 

ここにも書いてますが、ヤマダ電機アプリにリンクが張られていて、そんなのどうやってわかるんだということなんですけど、こっちが頑張って見つけなきゃいけないというようなことなんです。

それを平気で要求するEPARKはどうかしてるんじゃないかと思いますが、法律に違反しないということだそうです。

私の法律に関する知識不足で間違った情報を配信いたしまして誠に申し訳ございませんでした。

先ほどの24サイトの情報を以下に掲載しておきますのでコピペしていただいて、EPARKに「このサイトからのリンクを削除してください。すぐに削除してください」と連絡してください。是非、ご活用ください。

 

現在、判明してる「EPARKからリンクが貼られている24サイト一覧」

・お医者さんガイド

・ローカルプレイス

・Yahoo!ロコ

・マイクリニック

・NAVITIME

・エストドック

・e-矯正歯科.com

・スポットリスト

・ビットストリート

・口コミ歯科・歯医者

・キレイスタイル

・いい歯医者

・サンゼロミニッツ

・デンターネット

・ヤマダ電機アプリ

・デンタルコンシュルジュ

・MEDIRE

・スクエル

・ベビカム

・いつもNAVI

・歯科ピカ

・病院なび

・QLife

・SELF

 

よくある検索順位が低い医院

今回の内容に入りたいと思います。

 

前回の動画でお伝えしました「よくある検索順位が低い医院」。

 

SEO対策がどれぐらいできているかの一つの目安は自分の「医院名+地域名」で検索して、1位がEPARKで自分の医院のHPが2位とか3位に表示されてる場合には、SEO対策が不十分だという目安になっています。

 

今回は最後まで読んでいただければ、EPARKよりも自分の医院のHPの検索順位が上位表示できるようになる可能性が上がります。そうなるかどうかはこの内容を1医院だけでやるのではなく、皆さんの医院がこの内容を拡散していただいて、多くの歯科医院がこの取組をしっかりやると日本全国の多くのEPARKと契約してる歯科医院さんがEPARKよりも自分のHPが上位表示されることになるので、是非最後まで読んでいただいて他のEPARKに契約してる院長先生にもこの情報を教えてあげてください。

 

EPARKが強いのは歯科関連ポータルサイトから大量のリンクを貼ってるから

 

前回も少し話しましたが、EPARKが強いのは歯科関連ポータルサイトから大量のリンクを貼ってるからです。

歯科関連ポータルサイトから1医院について24個という膨大なリンクがされてれば、そりゃ、検索順位は上がります。

 

今のGoogleは他のホームページからどれぐらいたくさんリンクされてるかが重要な検索順位が上がる指標なんです。しかも、そのリンクも何でもいいわけじゃなく、医療だったら医療に関連した、しかも強いサイトからリンクされていればいるほど、そのサイトは強くなるということになるのです。

 

本来であれば契約している歯科医院のホームページに対しリンクが貼られるべきものをEPARKににすげ変えちゃってるわけですから、そりゃ、EPARK強くなりますよ、ということになるわけなんです。

 

前回の動画で皆さんがしっかりと協力して、各医院が削除申請すれば、歯科関連ポータルサイト集からEPARKへのリンクは削除されることになり、「医院名+地域名」での検索順位が下がる方向には向かいます。

 

しかし、それでも実は解決しない根本的な問題というのがあるんです。

それが何かというと・・・

 

全ページからEPARKに対してリンクが貼られている

 

もう1つのEPARKが強い大きな理由とは契約医院の大半のホームページの全ページからEPARKに対してリンクが貼られているということなんです。

 

「そんなことないだろう」と思うかもしれませんが、本当によくある話なんです。

とんでもない話だと思うんですが、それは別にEPARKも勝手にやってるわけでもなんでもなく、別にEPARKも悪いことをしているわけでもなく、EPARKと契約している歯科医院が良かれと思って、喜んでやっていることなんです。

 

みんなが喜んでやってるのでEPARKにとっても、「美味しい」以外の何物でもないんですけども、どんどんそういうことをやってる医院が増えることで、自分の医院よりもEPARKの方が検索順位が高くなってる状況を皆で作り出してしまってるのです。

 

今回、動画を見ていただいて、まず皆さんの医院からそれを止めていただいて、そしてそれをEPARKに契約してるお友達にも教えてあげて、皆でこれを止めないとEPARKが強い状況がどんどん加速してしまうということなのです。

 

こちらの歯科医院さんのホームページなんですけど、

これは歯科医院地域一番実践会と契約してる医院ではないので、ほとんどの情報を隠してますけれど、この医院さん、トップページなんですけど、右上に「24時間受付中 ネット予約はこちら」というバナーがあります。

 

これはEPARKが提供してるバナーだと思うんですけど、このバナーが張られてる医院さんってよくありますよね。

これをクリックすると、EPARKの予約画面に飛びます。別にこれ自体は何も問題ありません。普通に歯科医院が喜んでEPARKの予約システムを自分の医院で予約システム契約するとお金がかかるから、EPARKが無料で提供してくれてるこの予約システム使った方がいいよねということで使ってるわけです。

 

契約している金額にそれはそもそも含まれてるので無料ではないんですけど、無料だから使えるということで無料で使わせてもらって、そこに対しリンクを張ってる、それで予約入ったらラッキーだからいいよねということでやっているわけです。

しかも、これはトップページだけじゃなく、例えばこの医院さんの診療方針のページとか

 

全てのページに対して、こういう形で「ネット予約はこちら」というバナーが張られているわけです。

ということは、こちらの医院さんは全てのページからEPARKに対しリンクが張られているということになるのです。

そうすると、先ほどの歯科関連ポータルサイト集24サイトからリンクが張られてるのと同じか、それ以上のSEO効果がEPARKに対して、こちらの医院さんがタダであげちゃってるわけです。

 

例えば、この医院のHPが全部で30ページあったとしましょう。そして30ページからEPARKに対してリンクを張られちゃってるわけです。これはEPARK歯科というサイトに対して、「めちゃくちゃ関連ある歯科医院のホームページ全ページからリンクが張られてるなんて、どんだけ信頼されてるホームページなんだろう」ということでGoogleさんは高く評価してしまうのです。

 

これがたくさんの全国のEPARKと契約している多くの医院HPの全ページからリンクが張られているEPARK歯科っていうのはとんでもなく信頼されている、ものすごくいいサイトなんだなということでGoogleさんからするとガンガン評価が上がってしまうということになるわけなんです。

 

たとえ、皆さんがEPARK歯科を有料で利用していてEPARKの予約システムを使っていたとしても、「自分の歯科医院のホームページからEPARK歯科にリンクするのは止める」ということをすることが大事です。

 

この今、黒く塗り潰して表示した医院を「最寄りの駅名+医院名」で検索すると

3位に表示されてしまいます。

それで、なんと1位と2位に表示されてるのがEPARKになるのです。

 

最悪なのが「予約」リンク先がEPARKに設定されてること

 

検索結果の右側に地域名で検索してるのでGoogleビジネスプロフィールの情報が載っているんですが、これは有料級の情報ですけど、公開してしまいます。

 

Googleビジネスプロフィールには「予約」という機能があるのです。

その予約のリンク先をちゃんとネット予約が取れるページに設定するのは絶対にやったほうが良いので、やっていない医院はやるようにしてください。

 

この時、最悪なのが「予約」リンク先がEPARKに設定されてることです。

そうすると、Googleビジネスプロフィールという今、Googleがかなり力を入れているGoogle本体からの一番、価値のあるリンクを自分の医院のHPではなく、EPARKにタダであげてしまうということになるので、本当にそれは止めてください。

ですので、Googleビジネスプロフィールの「予約」のリンク先はEPARKでも、他のアポシステムのネット予約を使っていても、医院HP以外のURLを設定するのではなく、医院HPに「ネット予約について」のようなページを作り、そこにリンクを設定する方がSEO効果が高いです。

 

やはり、アポシステムは多少、お金がかかっても契約したほうが良いかと思います。

最近であれば、月1万円から契約できるものがありますので、月1万円かけてでも、EPARKにリンクを張らないほうがSEO効果は高いということです。

 

皆がEPARKの予約システムに対してリンクを張ることで1位と2位がEPARK、3位が自分の院のホームページになることによる損失に比べたら、月1万円のネット予約にかけるコストは十分回収できるのでオススメします。

 

既存の患者さんからも全部課金されてしまう

 

そして、もう一つ実は重要なEPARKの問題があります。

それは何かというと・・・

 

多くの医院さんが気づいているようでいて、気づいてないことなんですど、実は歯科医院地域一番実践会のクライアントで検証すると、EPARKからの電話は大半、既存の患者さんからなんですよ。

 

キチンとしてる、うちのクライアントでは、既存の患者さんの電話は何件、新規の患者さんからの電話は何件とちゃんと集計してます。

ですので、集計されることをおススメします。

 

そうしないと、既存の患者さんからも全部課金されてしまう。全部、課金されてしまえば、ものすごく無駄なコストがかかってしまいますので、先ず、既存の患者さんからの電話が何件、新規の患者さんからの電話が何件、そして新規の人も半分以上が予約になってませんので、半分以上の予約になってない電話は何件、何件そして実際に電話から予約になった件数は何件という形でちゃんと集計してその結果をEPARKに伝えて契約更新時の金額交渉の際に提示して、1件当たりの電話の金額を下げてもらうように交渉することをおススメします。

 

今回の結論としては、先ず、医院のホームページからEPARKのネット予約システムを使っていたとしても自分の医院で別にネット予約の契約をして、月1万円かけてでも、そこに対してリンクを張るようにする。

 

もしくはネット予約の説明ページを作って、そこに対してリンクを張るようにする。

ネット予約の説明ページから最悪でも、1件だけEPARKの予約システムに対してリンクを張るようにすれば、30ページある医院HPの全部からリンクするのではなく、1ページからだけリンクする形になる。

 

ベストは自分の医院でネット予約の契約をEPARKとは別にして、そこに対してリンクを貼るようにしたほうがいいということです。

 

もう一つの結論としては、ちゃんとEPARKからの電話も集計をして、ちゃんと予約になった新患の患者さんの分に応じた料金体系に更新時に契約交渉しないと、非常にコストかかってしまうということです。

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