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歯科医院の共同経営は正解?後悔?

皆さん、こんにちは。歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。

海外では、法律事務所などを筆頭に共同経営するのが当たり前といった風潮があります。
韓国などでは歯科医院でも、共同経営をしているところが多いようです。

日本でも、稀にですが、共同経営をする医院があるようです。
私の私見ですが、共同経営は止めたほうが良いと思います。

兄弟や親子でさえも、一緒に医院をやるのが非常に難しいのに、全くの第三者と一緒に経営するなんて、私から見れば自殺行為も良い所です。

日本の歯科医院の場合、様々な規制があり、必ず、開設管理者が一人でなければいけません。
また、法律の拘束力も非常に弱いので、いくら共同経営者としての責任を書面で明確にしたとしても、いくらでも言い逃れができてしまいます。

そのような中で共同経営者として、歯科医院を経営していくのはお互いの信頼関係がよっぽど強固でない限り、5年も続かないのではないでしょうか。共同経営で上手くいっている事例があれば、是非、教えてほしいぐらいです。

恐らく、お互いが幼馴染か、歯学部時代に同級生で昔からずっと一緒にやろうと言っていたとか、それぐらいの強い関係性がない限り、難しいのではないかと思います。

共同経営の最大の問題は共同経営である以上、双方、共に経営者でなければいけないのに、どうしても主従関係がそこに存在してしまうことです。

そして、その主従関係に歯科医師が耐えられないことだと思います。

「何で、俺がこんなこと言われなきゃいけないのか?」
「何で、俺がこんなことやらないといけないのか?」
「何で、俺の意見が通らないのか?」
「何で、俺の報酬がこれだけなのか?」

このような感情が共同経営者の中で次第に大きくなっていき、関係が破たんしてしまうのです。
そして、共同経営者が医院を辞めると言い出した時に、それを防ぐ拘束力はどのような契約書でも持たせられないのです。

そうなると、共同経営だと院長は思ってるけど、実際にはそうではなかったということになるのです。
であれば、共同経営などと幻想を抱かずに、最初から院長と勤務医という関係、もしくは副院長という形でしっかりディスカッションしながら決めていく。

それが一番、良いのではないかと思います。
実際に、ある私が親しくしているコンサルティング会社では、創業時から一緒にやっているコンサルタントを取締役にして、共同経営者という位置づけにし、給与もかなり引き上げたそうです。

しかし、彼の意識や行動は従業員だった時と全く変わらなかったそうです。
そして、最悪の辞め方をしたそうです。

ですので、歯科医院における共同経営は正解?後悔?
結論:後悔になる可能性が90%以上

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