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カウンセリングに役立つ!「聞き出し力」を身に付ける練習法

今日は南の島で日帰り院内TC育成塾でした。台風で飛行機が遅れる中、なんとか明日の訪問先にも迎えそうです。TC育成では、いろいろなワークをするのですが、今年から取り入れているものがあります。

ズバリ、「聞き出し力アップ訓練」です。聞くとか聴くではなく、聞き出し。相手から情報を引き出す、ということです。あいずつ・うなずき、オウム返しといった基本テクニックも重要ですが、聞き出しは「何を質問するか」を考える必要があり、頭を使うので、とても疲れます。

ハードですが、何度もやると聞き出す力はアップするので、ぜひミーティングなどでやってみてください。やり方は簡単。次のとおりです。

聞き出し訓練の流れ

1.ペアを作る(2人1組)。
2.じゃんけんをして、勝ったほうが話す人、負けたほうが聞き出す人になる。
3.話す人は、今日、自宅を出てから医院に到着するまでのことを5分間話す。
4.聞き出す人は、なんとか5分間、相手をしゃべらせる。
5.5分間が終わったら、役割を交代して1~4を行う。

やってみるとわかりますが、5分間というのは意外と長いです。ちゃんと聞き出さないと「家を出ました。クルマに乗りました。いつもどおりの道を通って、到着しました」で、10秒も持たず終わってしまいます。

聞き出しのヒント

聞き出す人は質問を繰り出し、相手の記憶を引き出して、できるだけ多くの情報を得ましょう(つまり、思い出させる)。聞き出すヒントとしては、有名な「VAK」があります。科学的根拠はなんとも言えないですが、とてもシンプルでわかりやすく便利なキーフレーズです。

V…ビジュアル。視覚。
A…オーディオ。聴覚。
K…感覚。感じたもの・こと、触覚。

この聞き出し訓練で使うとしたら、

・自宅を出るときに最初に目に付いたモノは何か。
・何を考えながら通勤していたのか。
・そのとき、どんな気持ちだったのか。
・どんな音が聞こえていたのか。

といった質問ができるでしょう。もう1つのヒントは「具体化」です。例えば、「横断歩道の信号で停まった」という発言が出てきたら「横断歩道には何人が渡っていたか?」「どんな服を着ていたか?」「年齢は?」など、具体的に聞き出します。

このように1つ1つ具体化すれば、5分間という時間も短く感じるはずです。5分間が余裕になったら、10分間にチャレンジです。

身に付けた聞き出す力は患者さんと話をするときも役立つでしょう。ぜひ、ミーティングなどでやってみてください。

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