経営理念は本当に大切!歯科医院の経営理念について考える

経営理念は本当に大切!歯科医院の経営理念について考える 成功哲学・成功法則

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こんにちは。経営戦略研究所の経営コンサルタント 高橋譲太郎です。

本日は歯科医院経営においての礎となる、「経営理念」ついて考えてみたいと思います。

経営理念と一口に言っても、そもそも経営理念とは何なのか?ということを考えていくことが先決です。

辞書によると、経営とは、事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って事業を管理・遂行すること とあります。

一方理念とは、あるものごとについての、こうあるべきだという根本の考えとあります。

これをまとめて言うと、「事業目的を達成するために、私たちはこうあるべきだ」という考え方を経営理念と呼べるのだと考えられます。

改めて定義すると上記のような言葉になりますが、実際に自分の医院にとっての経営理念を作り上げてみたことはありますでしょうか。

私は、自分の美容室を経営していますので、実際に自分の会社の経営理念も策定しております。

美容の仕事を通し、従業員・お客様・取引先・地域など、関わる全ての人を幸せにする
物心共に豊かな人生を生み出し、全従業員幸せを生み出す
ライフステージに合わせて活躍できる成長環境を創り上げる

以上の3つを経営理念として掲げております。

この経営理念を掲げる前は、岐路に立ったときに迷うことが少なくありませんでした。
経営は正解があるようで無いからです。

しかし理念が出来てからは、迷ったときには理念に立ち返るようにしたのです。
すると、決断に大きな迷いが無くなったのです。

もちろん、お金や時間、その他のリソースも考えていかなくてはいけませんが、経営者としての軸が固まったという実感も持てるようになりました。

この経営理念を掲げてからは、人・物・お金に対する考え方が大きく変わったと思います。今までは目の前のプラスを優先的に考えてしまうこともありましたが、長期的な観点で考えて経営理念を体現できるのは、どの道であるかを考えられるようになりました。

特に人のマネジメントの問題に悩まされていたこともありましたが、経営理念を掲げたことで、「判断軸」ができ、経営理念に基づいた経営判断ができるようになったのです。

以来、自分の美容室経営においては、本当にやりたいことを着実に実現できていると感じられるようになりました。

またスタッフに注意するときも、経営理念のことを想い浮かべながら叱ることができるようになりました。スタッフを叱った時に、嫌われたらどうしようと思う経営者は少なくありません。

しかしながら、「経営理念」という枠が出来上がったことにより、その枠からはみ出ている=経営理念に沿っていないという観点で叱ることができるのです。ですから、感情的になることもありませんし、言っていることがぶれることもありません。おかげで、叱ることへの怖さも無くなったと感じます。

経営理念を策定することで、経営判断の軸が出来上がります。

経営理念がまだできていないという経営者の方は、事業がどのようなことを実現していきたいのか、ということをイメージすると良いです。しながら考えていただくことをお勧めいたします。

経営において大切な軸となる「経営理念」

改めて経営理念の言葉を胸に置きながら、仕事に臨みたいと思います。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。

経営戦略研究所 経営コンサルタント 高橋譲太郎

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