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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。
歯科医院さんへお伺いをすると、そこの医院さんのスタッフや勤務Drと面談をしています。
勤務Drとの面談で最近特に多くなっている質問があります。
それは開業や継承、居抜き物件に関する質問です。
「◯◯というところで親のやっている医院を継ごうと思うのですが、どうでしょう」
「◯◯という場所で医院を開業しようと思うのですが、どうでしょう」
「◯◯という医院の院長が引退をするらしく、物件を引き継ごうと思うのですか」
「継承をしようと思っている親の医院のHPを見てもらえますか」
「どこか良いHP業者さんはありませんか」
など開業や継承を意識し始めころは、物件やHPに関する相談や質問が多くあります。
開業が近づいてくると、求人採用、内覧会に関する質問が多くなります。
ただ、お伺いをしている医院さんでのコンサルティング時間内での面談なので質問にお答えできる時間も限界があります。
その中でも、これは開業をしない方が良いだろう、継承をしない方が良いだろうというケースは沢山見受けられます。
また、この先生であれば、開業や継承、経営の勉強を重ねてから開業、継承すれば成功するだろうなというケースはさらに多くあります。
勤務Drを雇用している規模の医院であれば、マーケティングやマネジメントに関する取り組みは普通の歯科医院とは比較にならないくらいに取り組みをしています。
そこでは学ぶべきこと、参考になるべきことのオンパレードです。
開業や継承をして上手くいく勤務Drは目の前の環境から学べることからどんどん吸収をしていきます。「開業してからがんばる」と考えているDrもいらっしゃいますが、いざ開業してみると、やらなければいけないことが膨大にあるため、なかなか時間をかけることができなくなります。
なので、今から、まずは今の医院がどんな取り組みをしているか、スタッフが何をしているか、どんなMTGをしているか、どんなプロジェクトをしているかをしっかりと見ていくことです。
それらの取り組みに勤務Dr自ら積極的に参加していくことから始めてみてはいかがでしょう。