歯科医院経営でのウェブマーケティング

歯科医院経営でのウェブマーケティング ホームページ

このブログは約 5 分で読めます

みなさん、お楽しみ様です。
歯科医院地域一番実践会の染谷です。

 

前回の復習

またまた、早速ではありますが、前回のブログ記事において、
いくつかWEBサイトコンテンツを活用したSEO施策を行っていました。

①動画を掲載して、セッション時間(滞在時間)を長く
②内部リンクを貼る

の二つでした。

では、どういうページに内部リンクを貼ればいいでしょうか?
これには色々と説があるのですが、グーグルにとって有用だと認識されているページに集めるのが良いとされています。
グーグルアナリティクスなどの解析ツールを用いて、
どのページがアクセスを集めているのか?
平均滞在時間はどの程度か?
などを見てみることをお勧めします。

 

歯科医院におけるウェブマーケティングの方法とは?

さて、今回の本題になります。
歯科医院経営においてウェブマーケティングは必要ですか?と問われれば、
「もちろん必要でしょ!」とおっしゃられる方も多いと思います。
確かにその通りなのですが、「では、ウェブマーケティングって何をするのが良いですか?」
と問われれば、答えられる方は少なくなるのではないでしょうか?

ウェブマーケティングを行うためには、今おかれている状況を俯瞰し、その目的を明確にしておく必要があります。

もし、「近くの医院のホームページが良く上位に表示されるから」
「他の医院さんもやっているので、やったほうがいいかと思って」
「HP業者さんに言われた」という理由で始めるのであれば、成果を出すことは難しいかもしれません。

なぜならば、ウェブマーケティングの全体像を把握できておらず、成果=ゴールのイメージも無いためです。
では、歯科医院においてウェブマーケティングとは、何から始めるべきなのでしょうか?

 

マーケティング戦略の分析

まずは、医院のマーケティング戦略を詳細に分析することから始まります。

その中で、とても大事なことは弱みと強みを明らかにすることです。
その際にSWOT分析を使うのもいいかもしれません。
弱みを補強するためのウェブマーケティング、強みをより強化するためのウェブマーケティングが必要だ!となった段階で導入を検討すべきだと思います。

従来と違って、ただウェブサイトを作成していれば良い、という、
ウェブサイト作成のみを重視した取り組みは、今後間違いなくアクセスの増加には繋がりません。

もちろん、核となるWEBサイトはとても重要なため、
魅力的で、UIに優れたサイト環境を提供することは勿論進める必要があるのですが、
サイトそのものを作成することに関心を集めるのではなく、
いかにサイトに来てもらえるかを考える必要があります。

 

WEBサイトへの誘導のためのチェック項目(一部)

今、WEBサイトが強みの強化、弱みの補完ができたサイトだとします。
以下のチェックをしてみてください。

□医院パンフにURLが載っていますか?
□名刺にURLは載っていますか?
□配布する補綴メニューにULRは載っていますか?
□リコールはがきにULRは載っていますか?
□院前看板にURLは載っていますか?
□メールの署名にURLを載せていますか?
(URLでなくQRコードでも問題ありません。)

いかがですか?
患者様(潜在患者様)に触れる可能性のある場所はネット上だけではないのです。

例えば、弱みとして30代女性へのアプローチがあるとします。
その際、WEBサイトのコンテンツだけ、見栄えだけでは、
どれだけ頑張っても、対象の患者様像へのアプローチには限界があります。

その際に、どういった媒体を活用して、医院のHPの対象ページに誘導するかを考える必要があるのです。

ひょっとすると、お子様がいるご家庭向けの冊子や雑誌への広告出稿の場合や、
30代女性をターゲットとしているサイトへの広告出稿の場合もあるかもしれません。
それ以上に、幼稚園や保育園の前に野立て看板が一番効果があるかもしれません。

HP経由での集患にうまくいっていない医院様は、
ページの見栄えや広告だけでなく、まずは配布物や院前の看板から見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

投稿者プロフィール

染谷 東希
染谷 東希
慶応大学卒業後、投資コンサルティング会社に入社。2年連続売上No1達成。
工業系専門商社を経て、友人の父親が経営する会社再生のため新規事業に参画。
全く知識・経験がなかったWEBメディアを立ち上げ、開始わずか半年で月2千万円の利益が出る事業へと育てる。その発想力と実行力、マーケティング力で成果を出している。
プロフィール紹介

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました