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皆さんこんにちは。
経営戦略研究所の前田です。
さて、2022年の診療報酬改定に向けて、少しずつ中医協から情報が出始めていますが、皆さんは日々チェックされておりますでしょうか。
「めんどくさいな~」
「資料が多いんだよな~」
「まぁちゃんと決まってからでいいよ。」
というお話をよく耳にしますが、改定による医業収入への影響を考えても、私は少しずつでも事前に情報を確認しておいた方が良いと思っています。
現在、まだ確定的な情報は少ないながらも、おぼろげながら改定の輪郭が見えてきています。
チェックをされていない方がいらっしゃいましたら、是非チェックをしていきましょう。
中央社会保険医療協議会
☞https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo_128154.html
今後の対策について
もちろん、4月になってから行動するという考えもあるかと思いますが、ある程度の確定情報には、医院として今後どのように対応していくかを考えておく方が、4月以降よりスムーズに行動に移せるのではないでしょうか?
例えば、SPT2がなくなり、か強診の加算になる方向ですが、この算定の基準や包括項目に変更があれば、先生お一人ではなく、医院全体として取り組まなければならない事も出てくるかもしれません。
この変更に対する対応を何の準備もせずに、4月から行動を起こしていては、数か月間の遅れがでてしまい、医業収入に大きく影響する可能性もあります。
行動に移さないまでも方針を決めておくだけで、改定にはすぐに対応できるかと思います。
また、厚生労働省がもとめる今後の歯科の役割として、重症化予防、在宅/訪問、口腔機能管理などが挙げられますが、新たに医院で取り組んでいく項目に対する準備も、できるだけ早く始めた方が、しっかりと焦らずに十分にできるのではないでしょうか?
もし検査を実施するのでしたら、各種機器の購入も必要になりますし、医院でのトレーニングやアポイントの設計なども必要になります。
また、半導体不足や需要の増大により、機器やチップなどの消耗品が品薄になる可能性もあります。
診療報酬改定はもう目の前
診療報酬改定はもう目の前に迫っています。
これからは、中医協から多くの確定情報が出てくるかと思います。
改定への対応に遅れないためにも、今のうちから情報をキャッチし、準備を始めていきましょう。
か強診に関する過去のブログ
☞「まだ諦めない!か強診!」https://www.consuldent.jp/blog/14847/
☞「非会員でも諦めない!か強診!」https://www.consuldent.jp/blog/14982/