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こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の乙川です。
私は既存の医院様向けのコンサルティングと合わせて新規開業の先生向けのコンサルティングを行っています。
今回は[院内での取組を着実に進める方法とは?]というテーマでお伝えさせていただきます。
「新しい取組を行ってもすぐにやらなくなってしまう」
「スタッフがなかなか自発的に行動してくれない」
「そもそもどのように取組を導入していったら良いかよく分からない」
このように思っている先生方も多いのではないでしょうか?
確かに、朝礼やミーティングの時に、
「今日からこれやるから!」
「明日から〇〇を始めよう!」
と言ったとしても、スタッフさんからすると、
「なぜそれをやるのかが分からない」
「新しいことをやるのが面倒くさい」
と思われてしまうと思います。
じゃあどうしたら良いのか、
大切な3つのポイントがあります。
・スタッフに意味付けを行う
まず、何か新しい取組を行う時には、
「なぜこの取組を行うのか?」
「これをやることでどのようなメリットがあるのか?」
このような意味付けを行う必要があります。
「そんなこと言わなくても、ただやってくれさえすれば良いのに」
と感じる先生もいらっしゃると思いますが、意味付けしないと、
できる人できない人で分かれ、結果として医院の取組として、
定着しません。
私のクライアント様では、個人面談の時に一人づつ、
新しい取組の意味付け、やることに対してどう思うかをしっかりヒヤリングを行ったり、
ミーティングの場を活用して、スタッフさんから意見出しをしてもらいながら、
疑問や不安を払拭して実施している医院様もあります。
・可視化して進捗を確認する
医院によっては「新しい取組を始めたは良いが、日によって取組度合いが違い、なんとなく最近ではやらなくなってしまった」ということもよくあります。
そうならないためにも。新たな取組がどのように実施できているのかを朝礼、終礼、ミーティング時に確認することが大切です。定期的に確認することで、先生の取組に対する本気度や姿勢が伝わります。
また、ホワイトボードや掲示物などを遣い、取組の進捗が今どういう状況なのかを可視化することで、医院全体で意識することができます。私のクライアント様では、医院の目標や先生、スタッフの月間、年間目標を目に見えるところに掲示している医院様が多いですが、日々目にすることで、潜在的に意識に刷り込むことが可能です。
・ゴール設定を行う
最初にお伝えした意味付けを踏まえ、新たな取組の目標は何なのかを明確にするためにゴールを設定します。この取組を始めてから、どのような状況になったら目標達成になるのかを医院で共有します。ゴールを設定しないと、「この取組はいつになったら終わるんだろう」、「どういう状況になったら良いのかな」というような疑問につながり、途中で頓挫してしまう可能性が高くなります。
最近では、WEB開催のセミナーが増え、新たな情報を容易に得ることができるようになってきています。
そして新たな取組は医院に良い刺激を与え医院活性化にもつながりますので、新たな取組を医院の仕組として定着していけるように一緒に頑張っていきましょう!