新規開業医院のスタッフ採用方法とは?

新規開業

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こんにちは!

経営戦略研究所の乙川です。

私は歯科医院地域一番実践会で新規開業のコンサルティングを担当しています。

本日は「新規開業時の採用活動」についてお伝えさせていただきます。

 

新規開業をご検討されている先生方から一番多いご相談が採用についてです。

特に下記の3点についてお悩みの先生方が多いと感じています。

  • 「どのように採用活動をしたら良いですか?」
  • 「いつから採用活動をしたら良いですか?」
  • 「採用したスタッフの教育はどのように行っていったら宜しいですか?」

 

「どのように採用活動をしたら良いですか?」

先生方の中には、勤務医時代に歯科医院の分院長経験や幹部、リーダークラスの責任のあるポジションを任せられてきて、採用活動を行ってきた方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら多くの先生は、スタッフの採用に関わったことがないことがほとんどだと思います。

コロナ禍以降、医院様によって「これまで来たことがないようなスペックの高い人が応募に来ている」

というようなお声も伺いますが、依然として「なかなか思うような方が来ない」という意見の方が多いです。

このような状況下の中で、最も効率良く採用活動を行なうことができる方法があります。

それが「リファーラル採用=つながり採用」です。

これまでの歯科医師人生で培ってきた先生のつながりから採用活動を行うのです。

※ ちなみに、現在の勤務先からスタッフさんを引き抜くということは辞めた方が良いです。

具体的には、DH・DAスタッフの友人や先輩後輩、先生の大学同級生、部活、勉強会からのご紹介が多いです。

「~年~月~日に開業を予定しているのですが、~さんのお友達で転職や開業から経験したいという知人や後輩はいませんか?」というように相談をしていきます。

リファーラル採用では、先生方のこれまでの歯科医師人生が顕著に表れます。周囲のDRやスタッフから愛されている先生程、この方法だけで集めることができます。

リファーラル採用だけでは上手く集めることができなかった時に有料求人媒体を利用していきます。

 

「いつから採用活動をしたら良いですか?」

歯科医院地域一番実践会の新規開業コンサルティングでは、開業1ヶ月前にはキックオフと称した簡単な入社式を行っています。当然のことながらそのギリギリに採用を行うことはしません。採用計画については、開業時期の半年前には、先生のイメージの中で、ある程度「どのような人材が欲しいか」「どのような医院にしていきたいか」というような医院の方向性を決めていく必要があります。そこから上記のリファーラル採用を行ない、人員が充足しなかった場合に、開業の4~5ヶ月前位から媒体を使った採用活動を行っていけると良いです。

使う媒体については、地域によって強い媒体が異なるので、「地域名+職種」で上位のサイトに登録していきます。人員の補充状況によって、媒体を増やすか増やさないかの判断を行います。

 

「採用したスタッフの教育はどのように行っていったら宜しいですか?」

歯科医院地域一番実践会の新規開業コンサルティングで重点を置いているのが、開業時前の仕組化です。

開業する時点で、医院のルール、オペレーション、目標設定を行うのです。

そして仕組化を行う上で重要なのは、何よりもスタッフの協力です。

協力体制が整っているスタッフをどのように育てていくかについては、採用時の導入がポイントになります。

面接時に、「どのような医院を作っていきたいのか?」「どのようなチームを作っていきたいのか?」「そのためにスタッフにはどのような意識で働いてもらいたいのか?」というようなポイントを先生からお伝えする必要があります。先生の考えに共感したスタッフを採用することで一気に仕組化を進めることが可能になります。

歯科医院地域一番実践会では、新規開業の先生向けに無料の経営相談を実施しています。

ご興味がお有りの先生はお問い合わせください。なお、日程には限りがありますので予めご了承ください。

 

投稿者プロフィール

乙川 和弘
乙川 和弘
千葉県出身。大学を卒業後、リクルート系列会社に新卒で入社。
リクルート時代、先輩だった渡邊との出会いをきっかけに経営戦略研究所の事を知る。歯科業界において、より高い専門性を深める大切さに気付き転職を決意。

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