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こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の乙川です。
私は前職時代に歯科医院様中心に生命保険の営業を行っていました。
今回のブログでは、個人開業医(法人化していない)の方の生命保険に加入したケースをお伝えさせていただきます。
ちなみに開業の先生方は、現在どのような(何を基準に)生命保険に加入されているでしょうか?
私の前職会社は完全紹介制でしたので、お客様からご紹介をいただいてとしても必ずご契約になることはありませんでした。いきなり紹介された保険の営業マンから生命保険に入る方が世間一般的には珍しいかもしれません。
比較的年次が近い方々からご紹介いただくことが多かったので、開業後1~5年目の方々が多く、「まだ経営の軌道に乗っておらずお金があまりない」という方か「とてもうまくいっていて自由にお金が使えて人生めっちゃ楽しい!」というどちらかの方が多かったです笑
どちらにしても最初にお会いした際には「~さん(君)に言われたのでお会いしますが、保険にはまだ入らなくて大丈夫です」といわれることがほとんどです。
ただ、そのような方々にはこのようにお伝えします。
「~さんもちろんです。じゃあこれまで真剣に保険の話を聞かれたことはありますか?もしくは、医院の今後のことを真剣に考えたことがありますか?」と質問すると、「いえ、その経験はありません。」という回答が返ってきます。
ほとんどの方は、保険の営業に会う=保険に入る、入らないの決断をする。
というように考えてしまいます。
ただそう考えてもしょうがないと思います。
日本の生命保険の文化が、親戚や知人から入るという形式で醸成されてきたからです。
会ったら保険に入らないといけない、もしくは断るのがストレスになるからからいやだな~と思っています。
それでは、個人開業医の方々はどのような保険に加入するのか?
ポイントとしては下記があると思います。
→補償金額が独身か既婚かで大きく異なります。独身であれば医院の融資金額の補償とこれまでの学費、既婚であれば、今後のご家族の生活費、お子様がいらっしゃる場合には教育費、医院をどうしていくかを踏まえての金額の補償が必要になってきます。
→今後売却譲渡するのか親御さんに再度物件を承継するのか?医院の運転資金が必要になります。
→月々の保険の支払い金額と将来設計に関わってきます。いづれにしろ無理のない支払い計画が重要です。
→法人化をするとお金の流れが大幅に変わりますので、事前に個人でいくのか法人にするのかをイメージしておくと良いです。
→これが最も重要です。なぜなら開業医の先生方は、老後の年金が十分ではないので、ご自身で蓄えを備える必要があるからです。何歳で引退しようと考えているのか、老後どのような生活を考えているかを考えていく必要があります。
上記のことを考慮してから、ご自身にどのような保険が合うかどうかを初めて選ぶことができます。現在、世の中では様々な保険商品が出ていますが、「これはなんとなく良さそう」「掛け金が安いから入ろう」「この利率が良い」というように考えたり、知人、友人から話がいわゆる美味しい話が来ると思いますが、まずは5つのポイントを考え始めることがいいでしょう。