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歯科医院スタッフの成長・モチベーションUPにつながるMVP表彰制度

こんにちは。経営戦略研究所のコンサルタント、高橋譲太郎です。暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。本日は、スタッフの成長・モチベーションUPにつながるMVP表彰制度についてお話しさせていただきます。

 

突然ですが、皆さんの歯科医院では、定期的なキックオフミーティングを行っているでしょうか?キックオフミーティングとは、半期(または四半期)のはじめに行ったり、プロジェクトのスタート時に行う決起ミーティングの事です。キックオフミーティングの目的は、組織のメンバーと目標やゴールを共有すること・各々の役割の明確化・ルールの共有などであり、メンバーの一体感や使命感を持たせるために行うねらいがあります。

 

そして、それとは別にスタッフの頑張りを表彰する場を設けることもあります。会議的な内容ももちろん重要ですが、この表彰制度はとてもモチベーションUPにつながるものなのです。メンバーの成長・モチベーションUPに繋がるもの、それがMVP表彰制度です。なぜ、このようにお伝えしているかというと、私の過去の経験から良さを感じるからです。

 

実は私は、以前リクルートという会社で営業マンをやっていました。当時、営業マンとしての成績はそこそこでした。一通りの目標は達成できる。でも圧倒的な成果を作り上げている訳でもないという営業マンでした。自分ではもっと頑張らなくてはいけないと思っていましたが、時になあなあで過ごしてしまうこともありました。しかし、必ずモチベーションに火がつくタイミングがあったのです。それがキックオフミーティングのMVP表彰式でした。

 

キックオフミーティングでは、事業部長から組織の目標やゴール・KPIなどの発表があるほか、四半期(3か月)ごとの営業成績を集計して、業績が良かった営業マンを表彰していました。リクルートは大きな会社でしたから、業績が良いと何百人といる前で自分の名前が発表されるのです。そして自分が壇上に立ち、沢山の拍手の中で表彰されることは、何よりの誇りだったのです。

 

またMVPになると、「どのような事に取り組んできて成果が出たのか」「困難に当たった時、どのようにして乗り越えたのか」という自分の経験を、何百人のメンバーの前でシェアできるのです。そうすることで、MVP営業マンの成功ノウハウを聞き、表彰されなかったメンバーも「次は自分が表彰されて、皆の前でスピーチしていきたい」とモチベーションが上がるのです。このようにして、組織全体が成長することに繋がっていました。

 

ちなみに、年末に行う年間MVPの発表では、ドラムロールによる発表・テンションが上がる曲を入場曲に使い、MVPになった人はレッドカーペットの上を歩いて登壇するというものでした。それを見て、周りのメンバーも更にモチベーションに火がつくのです。「次は絶対自分がMVPになる」表彰式を終えた後は、どの営業マンも必ず決意を固めていたのです。

 

このMVP表彰制度、歯科医院でも実際に行うこともできます。実際、私は自分の美容室で実施しています。その時は手書きの表彰状を作り、MVPメンバーになった人へのお祝いを行いました。このブログの写真は、その時に実際使用したときの賞状です。副賞は「ペアで行く!豪華ディナーご招待券」です。賞金を送る方法もありますが、私はMVP表彰制度において、経験を豊かにしてもらえるものを副賞に方が良いと考えています。普段行かないようなレストランなどに招待することで、上質な接客を感じることができるのです。それにより患者様への接遇をレベルアップさせることにもつながります。そして、患者様満足度も上がり、最終的には医業収入UPにもつながります。「自分の成長が患者様の満足度を生み出し、それにより医院も発展する。その結果、医院が頑張ったことへの還元として成長報酬を与えてくれる」まさに「3つのため」ですね。

 

ちなみに自分の美容室のスタッフに、ディナー券を “ペア” でプレゼントしたのには理由があります。普段頑張ってくれているスタッフの後ろには、家族・恋人・親友などの存在があります。そのスタッフにとって、大切な人と一緒に素敵な時間を過ごしてもらいたい。大切なスタッフを、見えないところで支えてくれる大切な存在に対して、経営者側が感謝の気持ちを伝える方法の一つが、ペアでの招待なのです。

 

しかし、歯科医院のスタッフの仕事は数字で計れない部分が多いです。DHスタッフであれば保険点数をカウントできますが、DAスタッフや受付スタッフ、保育士さんなどの仕事は数字で換算しにくいですね。では、どのようにして評価するかというと、医院理念に基づいて行動し、患者様や周りのスタッフに良い影響を与えたメンバーを、スタッフ同士で投票して決めるというものです。※院長先生は投票には参加しません。

 

このような方法で取り組むことで、職種に関係なく、医院理念を一番体現してくれたメンバー(医院にとっての貢献度が高いメンバー)の頑張りを評価することができます。人数が少ない医院は、各スタッフの良いところ・頑張っていた行動をもとに、「~~について頑張ったMVPは・・・〇〇さん!」と言って、それぞれのメンバーを称えるのも良いですね!

このMVP表彰制度を導入することで、数字には表れないスタッフさんの頑張りを、全員で称えることができるようになります。そして、金銭報酬ではなく成長報酬を提供し、さらにスタッフさんのレベルアップにつなげていくことができます。全員で更なる高みを目指していきたいですよね!ぜひ医院での取組の参考にしてみてくださいね。

 

次回も歯科医院経営に役立つヒントを書いていきたいと思います。
それでは、体調管理に気を付けてお過ごしください。

 

経営戦略研究所 歯科医院地域一番実践会 コンサルタント 高橋譲太郎

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