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歯科医院経営における組織論 ~右腕を作るということ~

こんにちは!経営戦略研究所のコンサルタント、高橋譲太郎です。本日は歯科医院経営における組織論「右腕を作る」ということについてお話したいと思います。

 

経営者の院長先生は特に「右腕の存在」の必要性を感じていらっしゃるではないでしょうか。しかしながら実際に自分の「右腕」と言える存在を作ることができている方はあまり多くないかもしれません。実際、私も経営者ですから「右腕の存在」の必要性を強く感じます。

 

ところで、先ほどから「右腕」という言葉を多用していますが、定義付けるとするとどのような存在になると言えるのでしょうか…。右腕には【現場運営の陣頭指揮を執ってくれる】【マニュアルやカリキュラムを構築してくれる】【会議の司会を務め、話をまとめてくれる】【新人の採用・教育を担当してくれる】【院長が苦手な分野をサポートしてくれる】など、様々なことを期待したくなりますね。

 

色々と思うことがある中で、私は一つ実体験から感じたことがあります。それは、経営者と従業員の間には、程度は様々ですが「壁」のようなものがあるということです。適切な表現かどうかは分かりませんが、実際に経営者となって感じたことです。その中で、どのようにしてこの壁を小さく・低く・限りなくゼロにしていくことができるのか・・・。それを解決するには「右腕」の存在が必要でした。

 

先ほど「経営者と従業員の間には、程度は様々ですが「壁」のようなものがある」という話をしました。これは立場の違いにより発生するものです。雇用主と従業員(お給料を渡す側とお給料をもらう側)では、視点は同じであったとしても、視座が違うということはあります。ここから来るギャップが壁になってしまうことがありますしっかりとコミュニケーションを取ることができていれば、その「壁」はほとんど無いようなものでしょう。しかしながら、「コミュニケーションを取っていると自信を持って言える」「経営者である自分の考えはしっかりと理解してもらっている」または、スタッフさんであれば「院長先生の考えは心の底から理解できている」ということが言えるでしょうか」・・・?ですから、右腕には「良き通訳者」になってもらいたいと感じています。「良き通訳者」これが私が考える「右腕」の介在価値です。

 

「コミュニケーションを取って、相手の考えをしっかりと理解する」ということはシンプルですが、実は難しいことですよね。スタッフ数が多くなればなるほど、その難しさは増していくのです。ですから、「右腕=院長とスタッフの良き通訳者」という存在を作り、【院長先生が思っていることをスタッフに浸透させる】【スタッフが感じていることを、院長先生に伝える】という事が必要なのです。

 

実際に、私の経営している美容室でも、マネージャーの男性がそのような動きをしてくれています。経営者としては、ついつい思いが強くなりすぎて感情的になってしまうこともあります。そんなときに「オーナーが言いたいことは、〇〇ということですよね?」と確認をしてくれます。そして、「ではスタッフには、オーナーの気持ちを配慮しながら、〇〇ということを分かりやすく伝えますね」と言ってくれるのです。本当に頼もしいと思う瞬間です。

 

このマネージャーは、最初はこのような感じでは無かったのです。時には反発することもありました。しかし今となっては、私にとって良き理解者であり、スタッフとの通訳者ともなってくれています。なぜこのような関係性を築くことができたかと言うと、【しっかりと向き合った】からなのです。

 

時には美容室の運営方針で話がまとまらず、話し合いがヒートアップして深夜0時を回るということもありました。それも1回、2回ではありません。開業後の1年は毎月のようにそんな状態が続きました。それでもお互いにひざを突き合わせ、しっかりと話をする機会を設け、相手の考えを理解しようと向き合ったのです。その積み重ねがあってこそ、最初は反発することも多かったスタッフが、今ではマネージャーとしてサロンの運営を担ってくれているのです。それも、「良き通訳者」となりながらです。

 

このブログを見て下さっている院長先生、ぜひスタッフさんと話合う場を持ってください。スタッフさんであれば、ぜひ院長先生の話を聞きに行ってください。もしかしたらお互いに誤解を持ってしまっているかもしれません。しかしながら、しっかりとひざを突き合わせ、心から相手の話を理解しようとすると、今まで見えなかった相手の気持ちが見えてきます。そして、いつしか「右腕=良き通訳者」という存在が生まれることでしょう。その時に、医院はまた一歩成長し、ステージアップすることが出来ます

 

本日は歯科医院経営における組織論 ~右腕をつくるということ~と題してお話させていただきました。また次回も歯科医院経営にまつわるお話をしていきたいと思います。

 

季節の変わり目となりましたので、体調管理にはお気を付け下さいね。それではまた次回のブログでお会いしましょう!経営戦略研究所 コンサルタント 高橋譲太郎

 

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