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組織づくりの4つの段階

組織づくりの4つの段階

こんにちは。経営戦略研究所コンサルタントの渡邊です。

私はこれまで、様々な組織の成長、衰退、変化、再生を経験してきました。
苦しんだ時期も多く、その中で出会ったタックマンモデルという考え方を元に
組織づくりのポイントについて書いてみたいと思います。

タックマンモデルでは、形成期⇒混乱期⇒統一期⇒機能期と順番に組織は
機能するようになるということを言っています。

それぞれをまとめると以下のようになります。
形成期:メンバーが集められ、関係性を築いていく時期
混乱期:メンバーの考え方の枠組みや感情がぶつかりあう時期
統一期:共通の規範や役割分担が出来上がっていく時期
機能期:チームとして機能し、成果を出していく時期

一つずつ説明していきたいと思います。

・形成期

4月になると新卒のスタッフの採用など新しい組織になっていく時期だと思います。
もちろん、今までのスタッフと築いてきたものがありますので、全く新しい組織になるわけではありませんが、
一人の新人さんが組織に与える影響は院長先生が思っているより実は大きな影響があります。
実際にとてもたくさんの方から新人スタッフの育成に関する相談が出てきます。
この時期は関係性を築くことが非常に重要なのですが、実際にはこのようなことが起きています。

新人を、“出来る出来ない”といった能力だけで評価している
一人前になるまでは一員としては認めないという雰囲気がある
院長先生、先輩スタッフが新人とあまり話さない

このような対応では関係性を築くことは出来ません。
ブラックボードで歓迎したり、一緒にランチを食べたり、医院の歴史を伝えていったり
共通の話題を探したり、仕事の相談にのってあげたりとにかく構ってあげることが重要です。

・混乱期

関係性が出来てくると、混乱期に突入します。
それぞれの考え方の違いなどがぶつかりあう時期です。
ここを乗り越えられない組織が非常に多いように思います。

自分の考え方と違う考え方が出てきた時に、
対立してしまうことが非常に多くなってきます。

自分と違う意見が出てきた時に皆さんは
どのように反応していますでしょうか?

大切なことは、
“相手の意見を理解できるまで聞き、自分の意見をしっかりと伝える”
ということです。
どちらが正しいかを競うことではありません。

意見が違うだけで、実はお互い医院のことを大事に考えていた。
ということは実際に非常に多いです。
面談を実施ししっかりと確認をしていく必要があります。

ここでお互いの意見をしっかり聞けるかによって
次の統一期に行けるかどうかが決まります。

・統一期

混乱期を乗り越えられると、それぞれの理解が進み、
お互いの強みと弱みを理解しあって役割分担やルールが浸透していきます。

違う意見を話し合える関係性が出来ているので、コミュニケーションが活発になり、
問題などを主体的に解決していけるようになってくるのがこの時期になります。

ここで大事なことは決めた役割、ルールがしっかりと出来ているかを確認していくことが重要です。
プロジェクトの取組みとして毎月共有をしたり、全体会議や幹部会議などをしっかりと実施し、組織全体で取組みを行っていくことが重要です。

この確認が出来ないと仲良しこよしといった状態になってしまい、
仲はいいが、取組みが進まないということが起きてきます。

・機能期

統一期の取組みがしっかりと出来てくると、全員で協力して取組みを続けることが出来てきます。
自分一人の成功ではなく、組織全体としての成功体験が増えてきます。
そうすることで一体感が生まれ、成果を生み出せる組織になってきます。

皆さんの歯科医院はどの段階でしょうか?
なかなか統一期まで進めない組織が多いように感じます。

一度形成期から統一期までの取り組みを見直してみると、ヒントがあるかもしれません。

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